本文に移動

‘性暴行避けようと投身’ 死出の旅もままならず

原文入力:2008-12-09午前08:56:05
在中同胞女性 10日後死亡…病院費払えずに霊安室放置
勤務先に寝泊りし性暴行露出深刻

ノ・ヒョンウン記者

←同じ食堂で仕事をしていた男性従業員の性暴行を避けようと3階から墜落して亡くなった妻の亡骸を収拾しにソウルに来た在中同胞ナム・インス氏が8日午前ソウル,冠岳区,新林洞の宿舎で妻の遺影を見ている。チョン・ヨンイル記者 yongil@hani.co.kr

去る10月24日夜、ソウル江南区,良才洞 K韓定食店で補助職をする在中同胞キム・某(40・女)氏はいつものように店の片付けを終わらせて食堂隈の小部屋に疲れたからだを横たえた。数時間経ったろうか。同じ食堂従業員(28)が食堂の門をこっそりと開けて入ってきて、金氏を凶器で嚇して性暴行を試みた。激烈に抵抗した金氏は3階窓を開けて身を投げた。金氏は頭蓋骨骨折で生死の境をさまよい10日後に亡くなった。この食堂で仕事をしてまだ一ヶ月にもならずに起きた事件だ。中国から駆け付けた夫、ナム・インス(41)氏は「以前にも‘食堂で寝るのは不安だ’と言ったがコイツのお金のために…」と言って胸を打った。

吉林省,延吉が故郷の金氏が韓国に来たのは息子(15)のためだ。息子は生まれつき脳性マヒを病み重複障害を持っている。金氏は1ヶ月に1千中国元,韓国の金で20万ウォン余りがかかる特殊教育を必ず受けさせたかった。ナム氏は「妻が息子に読み書きと計算くらい教えて店の一つも開いてあげられたら心残りないという言葉を口癖のように言っていた」と伝えた。

金氏は2年前、韓国に来た時からずっと‘食堂寝泊り’をした。宿泊費と交通費負担を大きく減らすことが出来るためだ。多くの同僚同胞たちが性暴行危険などのために考試院や長屋に住居を用意したが、金氏は「そんな金があれば息子を特殊学校にやることができる」として拒んだという。金氏の亡骸は亡くなって1ヶ月が過ぎても三星ソウル病院安置室に入れられている。手術費3千万ウォンと安置費用を払えないためだ。中国国籍である金氏は政府の犯罪被害者救済対象ではない。金氏同様に金のない加害者に賠償を要求できる状態でもない。夫ナム氏は「恨みが多い世の中から冥土に行くことさえこんなに大変だとは」と話した。

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/326465.html

移住労働者団体は「国内サービス業種で補助職を引き受けて暮らす在中同胞女性らの相当数が店で寝泊りしながら性暴行の危険に露出されている」と指摘する。 ‘在中同胞の家’キム・ヘソン代表は「最近女性在中同胞33人にアンケート調査したところ、この内19人が‘性的暴力を経験したことがある’と答えた」として「同胞女性らの間に‘食堂など店で食べて寝ては危険だ」という言われるようになって久しいが、加害者らが家族に知らせるなどと脅迫し口をふさぐ場合も少なくない」と語った。去る10月江南の考試院放火・殺害事件犠牲者六人中、三人も付近の食堂などで仕事をする在中同胞女性たちだった。キム牧師は「同胞女性の生活基盤自体が安全と犯罪の死角地帯に置かれている」と憂慮した。 ノ・ヒョンウン記者 goloke@hani.co.kr
原文: 訳J.S