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釜山の人工水路に現れたサメ、29日から海へ誘導…「これ以上いると健康悪化」

登録:2026-09-29 01:00 修正:2026-09-29 10:57
29日にポンプで海へ誘導 
誘導に失敗したら網で救助
釜山東区の北港親水公園の人工水路をサメが泳いでいる/聯合ニュース

 釜山東区の釜山港の北港親水公園の人工水路にとどまっているサメを海へ戻す作業が、29日にはじまる。

 釜山市は28日、北港親水公園内の会議室で、国立水産科学院、海洋警察、釜山港湾公社などと北港のサメに関する対策会議を行い、ポンプを用いて親水公園の人工水路にいるサメを外海へ誘導する方法を推進することを決めたと明らかにした。

 国立水産科学院の話によると、船に搭載したポンプを使って水中で水を噴射し、泡と騒音を発生させてサメの回避行動を引き出し、海へ誘導する計画だ。 この方法は、2004年に米国マサチューセッツ州の塩性湿地(塩分濃度の高い湿地)に閉じ込められたホホジロザメ「グレーテル」の事例を参考にしたもの。グレーテルはこの方法で無事に海へ戻されている。

秋夕連休最終日の27日、釜山東区の北港親水公園で、早朝から市民が水路に迷い込んだサメ「プカンイ」を見守っている/聯合ニュース

 ポンプ誘導作戦が失敗した場合に備え、網を用いて海へ押し出す作戦も立てられた。親水公園の人工水路の幅50メートルに合わせた網を製作し、船でその網を引いてサメの行動範囲を制限したうえで、親水公園内から海へと徐々に誘導するというものだ。29日から網の製作に入る予定となっており、来月2日には実施できると国立水産科学院などはみている。

 国立水産科学院のキム・ヒョヌ研究官は「現場で確認しているが、サメの泳ぎの状態も正常で、健康悪化の兆候は見られない。全長3メートルほどのサメの大きさと人工水路の水深(3~4メートル)を考慮すると、捕食活動を行うのは困難であり、これまでそのような活動は観察されていない。長期間このような状況が続くとサメの健康に問題が生じるため、救助活動を急いでいる」と語った。

 このサメは18日朝に人工水路で発見された。クロヘリメジロザメまたはドタブカと推定されるこのサメは、獲物を追って人工水路に偶然迷い込んだとみられる。専門家の見立てによると、このサメは幅30~40メートル、深さ3~4メートルの狭い人工水路を、海へ出る道を見つけられずにさまよっている。このサメが現れて以降、親水公園は訪問者が急増しており、19日から27日までに公園内の人工水路を訪れた人の数は56万8800人以上にのぼる。

キム・ヨンドン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/yeongnam/1279802.html韓国語原文入力:2026-09-28 16:25
訳D.K

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