李在明(イ・ジェミョン)大統領と日本の高市早苗首相が、李大統領の故郷である安東(アンドン)で19日に韓日首脳会談を開く。
カン・ユジョン首席報道官は17日、書面でのブリーフィングで「高市首相の今回の訪韓は、李在明政権発足後6回目の韓日首脳会談であり、今年に入って2回目のシャトル外交で、1月13日に日本の奈良県で開かれた首脳会談以来4カ月ぶりの会談」だと述べた。李大統領は1月13日から14日にかけて、高市首相の故郷である奈良県で首脳会談を行った。この19~20日は高市首相が李大統領の故郷である安東を訪問する形になる。
高市首相が19日午後に大邱空港に到着すると、外交部のキム・ジナ第2次官、イ・ヒョク駐日大使、キム・テジン儀典担当が出迎える。その後、少人数および拡大首脳会談などが予定されているホテルへと移動。李大統領が自らホテルの入り口で高市首相を出迎え、43人で構成された伝統的な儀仗隊と29人の軍楽隊が首相の乗る車を護衛する。また、ホテルの玄関の左右には12人の旗手団を配置するなど、国賓訪問に準ずる礼遇で高市首相を歓迎する予定だとカン首席報道官は伝えた。
このようなもてなしには、高市首相が李大統領の奈良県訪問時に示した「異例の出迎え」に対する感謝の意も反映されているものとみられる。高市首相は1月13日、首脳外交の慣例を破り、李大統領夫妻を自ら奈良県の宿泊先の前で迎え入れ、注目を集めた。李大統領は「このように破格の歓迎をしていただき、身に余る光栄だ」と感謝を伝えた。
共同記者会見の後に続く晩餐では、安東地域の宗家に伝わる古料理書「需雲雑方」の料理を取り入れた韓国フュージョン料理や、安東の伝統酒である太師酒、安東産の最高級のコメで作った名人の安東焼酎、奈良県産の日本酒などが提供される。カン首席報道官は「特に、貴重な来賓を迎える際に提供する特別な鶏料理の『煎鶏児(チョンゲア)』には、高市首相へのもてなしを込めた」とし、「安東韓牛で作ったカルビ焼きと安東米のご飯、(宮廷料理の鍋料理)神仙炉などで、『君子は友を迎えるに誠意を尽くす』という安東の儒学的精神を表現する予定」だと明らかにした。韓国の伝統的なデザートの煎薬(チョンヤク)と日本の餅を一皿に盛り、両国が共に調和し未来志向的な関係へと進むことを願う思いも込められている。
晩餐の後、韓日首脳は在日韓国人ピアニストの梁邦彦さんによるピアノ演奏と、ピアノ・バイオリン・チェロの三重奏を共に鑑賞する。その後、河回村(ハフェマウル)の渡し場へ移動し、高市首相のために特別に用意された伝統文化のパンソリ公演を共に観賞する予定だ。
また、高市首相が滞在するホテルには、安東産の小麦や山芋などのローカルフードで作った月映薬菓と太師酒で構成されたウェルカムギフトが用意される。