尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の内乱首謀者容疑事件の一審判決が19日に下される。2024年12月3日、尹前大統領の非常戒厳宣布によって始まった現職大統領の逮捕、拘束、起訴、罷免に続き、10カ月間にわたり43回行われた内乱罪の裁判の結論がついに出る。戒厳令宣布から444日目となる日だ。
法曹界によると、ソウル中央地裁刑事25部(チ・グィヨン裁判長)は19日午後3時に417号大法廷で尹前大統領の内乱首謀者容疑事件の判決公判を行う。内乱重要任務従事の疑いで起訴されたキム・ヨンヒョン前国防部長官やチョ・ジホ前警察庁長官など、軍と警察の元指揮官7人の判決も同時に行われる。当日の判決はすべての過程が生中継される。
尹前大統領はキム前長官らと共謀し、違憲・違法な非常戒厳を宣布するとともに、軍と警察が国会や中央選挙管理委員会を占拠して、主要政治家らを令状なしで逮捕・拘束するよう指示するなど、国憲を乱すことを目的とした暴動を起こした疑いが持たれている。チョ・ウンソク特別検察官チームは先月13日の結審公判で「被告の権力独占と長期政権の権力欲により、国家と共同体の利益のためにのみ使用すべき軍と警察の資源を動員したため、罪質が非常に重い」とし、尹前大統領に法定最高刑の死刑を求刑した。キム前長官には無期懲役を、チョ前長官には20年の懲役をそれぞれ求刑した。尹前大統領は最終陳述で「起訴状は客観的事実と基本的な法常識に合わない妄想と小説だ」と述べ、無罪を訴えた。
この日の判決では、非常戒厳が内乱罪に当たるかどうかについて、裁判所の三度目の判断が下される。先月21日、内乱に加担した疑いでハン・ドクス前首相に懲役23年を言い渡したソウル中央地裁刑事33部(イ・ジングァン裁判長)と、12日に同じ疑いでイ・サンミン前行政安全部長官に懲役7年を言い渡した刑事32部(リュ・ギョンジン裁判長)は、いずれも「戒厳は内乱である」と結論づけた。
一方、3大特検(内乱、キム・ゴンヒ、殉職海兵隊員C上等兵)で起訴され、合計8件の裁判を同時に受けている尹前大統領は、初の一審判決だった先月16日の逮捕妨害容疑事件では、懲役5年を言い渡された。