本文に移動

李大統領夫妻、「青瓦台」プリントした年賀状発送…「偉大な国民と共に、大きな自負」

登録:2025-12-27 08:48 修正:2025-12-31 06:52
李在明大統領とキム・ヘギョン女史が発送した年賀状=大統領室提供//ハンギョレ新聞社

 李在明(イ・ジェミョン)大統領が新年を迎えるのを前に、年賀状で「数多くの挑戦と逆境の中でも私たちは信じ合い、頼り合いながら今の大韓民国を作ってきたし、今後迫ってくるいかなる困難も、一緒なら必ず勝ち抜ける」と述べた。

 大統領室は26日、「李大統領は新年を迎えるのを前に、国の発展と国民生活の安定のために献身してきた各界の主要人物、国家有功者、社会的配慮階層および外国首脳、在外同胞らに年賀状を送り、新年のあいさつを伝えた」と語った。李大統領は年賀状に「偉大な大韓民国の国民とこの意義深い旅程を共にでき、大きな自負を感じる」とも記している。

 大統領室は、今回の年賀状には、国政2年目を迎えるに際し、大韓民国が歩んできた旅程を省察する一方、今後の挑戦と変化を国民とともに乗り越えていくという大統領室の意志を込めたと紹介した。今回の送り先には、社会の発展に尽くしてきた100歳以上の高齢者、来年に生まれる予定の大韓民国の未来を妊娠中の親予備軍が新たに加えられている。大統領室は「これは各世代にまたがる包摂と連帯の意味をいっそう強めるということ」だと付け加えた。

李在明大統領とキム・ヘギョン女史が25日、ソウルの明洞大聖堂で行われたクリスマスミサに出席するため移動している=大統領室提供//ハンギョレ新聞社

 年賀状の表には、青瓦台(チョンワデ=大統領府)とその周囲の風景を伝統的な山水画の美感で表現し、大韓民国の歴史と品格、そして国民の前に帰ってきた国政運営の中心であるという象徴的な意味を込めたという。さらに、点と線を用いたグラフィック技法によって、人工知能(AI)とデジタル革新を基盤として飛躍する大韓民国の未来像を視覚化し、世界に広がる大韓民国の新たな100年の未来を表現したと大統領室は語った。

 大統領室の関係者は「今回の年賀状は、国民1人ひとりが大韓民国の主であることを改めて確認するとともに、挑戦の時代を国民と共に乗り越えていくという大統領の国政哲学をこめた」として、「過去と未来をつなぐ象徴的な空間である青瓦台から、大韓民国の新たな飛躍を国民と共に切り開いていくというメッセージを伝えようと考えた」と話した。

ソ・ヨンジ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1236631.html韓国語原文入力:2025-12-26 09:37
訳D.K

関連記事