李在明(イ・ジェミョン)大統領は21日、高市早苗自民党総裁の首相選出に祝意を表明し、「両国の未来指向的共生協力を一層強化していくことを期待する」と述べた。
李大統領は同日、ソーシャルメディアへの投稿で、「韓国と日本は庭を共有する隣人で、政治、安全保障、経済、社会文化や人的交流など様々な分野で協力関係を発展させてきた。 60年前には想像もできなかった約1200万人の両国国民が互いを訪問する時代を迎えた」と綴った。 それと共に「今や私たちは新たな韓日関係の60年を開いていかなければならない重大な転換点に立っており、かつてないほど国際情勢の不確実性が高まる中、韓日関係の重要性も一段と増している」と強調した。
李大統領は「このような重要な時期に、首相とともに、両国間そして両国国民の間で未来志向の共生の協力を一層強化していくことを期待している。さらにシャトル外交を通じて両首脳が頻繁に会い、意思疎通することを望む」と綴った。また「APEC首脳会議が開催される慶州で首相に会い、建設的な意見交換を行うことを心より楽しみにしている」と期待を示した。
李大統領と高市首相は26日、マレーシアのクアラルンプールで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で初顔合わせをした後、今月末に慶州(キョンジュ)APEC首脳会議で短い首脳会談を行うものとみられる。