「歴史を否定する勢力は日本の極右勢力と連帯し、水曜デモを妨害したうえ、この平和路(ピョンファロ)で水曜デモが行われないことを望みながら、今も持続的に私たちを妨害し、脅迫しています」
第1635回日本軍性奴隷制問題の解決に向けた定期水曜デモが14日昼、ソウル鍾路区(チョンノグ)の旧日本大使館前の平和路で開かれた。今回の水曜デモは、韓国YMCAの活動家たちが日本YMCAの活動家たちと共に行った。しかし来週の水曜デモは、ソウル鍾路区の旧日本大使館前の平和の少女像の近くで開催できなくなる危機に瀕している。これまで極右団体が平和の少女像近くの集会申告を先取りしてきたが、21日付の集会申告の内容を見ると、彼らが最初から付近一帯の(先着順の)集会申告の上位を独占したためだ。
極右団体の場所先取りは2020年5月から現在まで続いている。正義記憶連帯の理事長を務めたユン・ミヒャン議員の後援金流用疑惑が浮上してから、極右勢力の団体が平和の少女像一帯に対する集会申告を始めた。正義記憶連帯はこれまで平和の少女像前の集会場所を取り戻せずにいる。14日の警察庁の集会・行事表によると、国民啓蒙運動本部が12時から13時までテラロッサ前の歩道に集会申告をした状態だったが、テラロッサ前の通りにはユーチューバーとみられる市民1人がいただけだ。正義記憶連帯側は警察に実質的な集会主催者らに場所の確保を保障してほしいと求めている。