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韓国軍検察、「大統領が激怒」陳述書出した海兵隊捜査団長に拘束令状を請求

登録:2023-08-31 07:31 修正:2023-08-31 09:19
海兵隊のC上等兵殉職事件を調査中に抗命容疑で立件されたパク・チョンフン前海兵隊捜査団長/聯合ニュース

 国防部検察団は30日、海兵隊のC上等兵の殉職事件を調査中に抗命したとの容疑で立件されたパク・チョンフン前海兵隊捜査団長(大領・軍の階級名。大佐に相当)の拘束令状を軍事裁判所に請求した。

 国防部は30日午後、担当記者にショートメッセージを送り、「軍検察は被疑者の迅速な捜査に努めてきたが、被疑者が捜査を拒否し続けているため、事案の重大性および証拠隠滅の懸念を考慮して拘束令状を請求した」と明らかにした。続けて「被疑者の相次ぐ一方的な主張の発表に遺憾の意を表しつつ、被疑者には捜査手続き内で関連する証拠に対する意見を表明するなど、必要な主張を行うことを期待する」と付け加えた。

 パク大佐は、海兵隊第1師団のイム・ソングン師団長ら8人の業務上過失致死疑惑を指摘しつつ、C上等兵殉職事件の調査報告書をイ・ジョンソプ国防部長官に報告し、決裁を受けた後、8月2日にそれを慶尚北道警察庁に送った。しかし国防部は、イ長官が報告書送付の保留を指示したにもかかわらず、パク大佐がこれに従わなかったとして、パク大佐を抗命容疑で立件した。

クォン・ヒョクチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/1106449.html韓国語原文入力:2023-08-30 18:14
訳D.K

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