パク・チウォン前国家情報院長は8日、梨泰院(イテウォン)惨事当日の警察のずさんな対応を集中的に叱責した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領について、「大統領をはじめ、尹錫悦政権のすべての方々がでたらめで、無政府状態だった。警察にばかり『悪かったのはお前だけ』と言うのはいちばん卑怯だ」と語った。
パク前院長はこの日、TBSの番組「キム・オジュンのニュース工場」で、「大統領も何をしたのか。何をし、なぜ警察ばかりをあんなに叱責するのか」とし、「警察がそんなにでたらめなら、大統領も首相も行政安全部長官も、ある意味では大韓民国政府すべてがでたらめだ。無政府状態だ」と述べた。
尹大統領は7日の国家安全システム点検会議で、警察に対して「なぜ4時間(最初の112番通報のあった午後6時40分から惨事発生まで)もぼんやりと眺めてばかりいたのか」、「あの状況で警察には権限がないという言葉を口にすることができるのか」と叱責した。
パク前院長は、内閣と大統領室の主要参謀の総辞職を要求した。パク前院長は、「ハン・ドクス首相をはじめ内閣、そしてキム・デギ室長をはじめとする大統領室(の参謀を)総辞職させ、イ・サンミン行政安全部長官、警察庁長、龍山(ヨンサン)区長らを司法処理してはじめて、国民は納得する」とし、「それをせずに警察にばかり『悪かったのはお前だけ』と言うのはいちばん卑怯だ」と述べた。
パク前院長は尹大統領について、「(海外歴訪の過程で問題となった卑語暴言の)『ふっ飛ばしたら、バイデン、あのXX(野郎ども)』などについては絶対に謝罪しない。今回も謝らなかった。3つの宗教団体に行って祈り、許しを請えば、それが謝罪なのか」、「意地しか張らない。尹大統領はサグァ(リンゴのこと。謝罪を意味するサグァと発音が同じ)はよく食べるが、謝罪はしない」と述べた。