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「大統領選候補」イ・ジェミョンとアン・チョルス、国会議員補欠選挙で共に当選

登録:2022-06-02 06:35 修正:2022-06-02 08:57
それぞれ桂陽乙・盆唐甲の補欠選挙で当選確定 
次期大統領選に再挑戦する足掛かりに
6月1日の地方選挙仁川桂陽乙の国会議員補欠選挙に出馬した共に民主党のイ・ジェミョン候補(左)と、京畿城南盆唐甲に出馬した国民の力のアン・チョルス候補が、5月31日の選挙運動最終日に遊説を行っている=共同取材写真//ハンギョレ新聞社

 6月1日の韓国地方選挙と共に行われた国会議員補欠選挙に出馬した、野党「共に民主党」のイ・ジェミョン候補と与党「国民の力」のアン・チョルス候補が当選すした。大統領選候補だった2人とも議員入りに成功し、次期大統領選への再挑戦に向けた足掛かりを築くことになった。

 2日午前2時30分現在、中央選挙管理委員会の開票結果で、仁川桂陽(インチョン・ケヤン)乙の補欠選挙(99.71%開票)で、共に民主党のイ・ジェミョン候補(55.23%)が国民の力のユン・ヒョンソン候補(44.76%)を10.47ポイントの差をつけ、当選が確定した。京畿道城南盆唐(ソンナム・ブンダン)甲の補欠選挙(77.16%開票)では、国民の力のアン・チョルス候補が63.12%で、共に民主党のキム・ビョングァン候補(36.87%)を26.25ポイントの差で大きく引き離していることが分かった。これに先立ち、1日の午後7時30分、地上波3社(KBS、MBC、SBS)による放送会社共同予測調査委員会(KEP)の共同出口調査でも、イ候補とアン候補はそれぞれ相手候補に8.2%ポイント、28%ポイント差でリードし、順調に勝利するものと予測された。

 今回の補欠選挙はこの2カ所のほかにも、忠清南道保寧(ポリョン)・舒川(ソチョン)▽江原道原州(ウォンジュ)甲▽大邱寿城(テグ・スソン)乙▽慶尚南道昌原(チャンウォン)・義昌(ウィチャン)▽済州(チェジュ)乙など、現職議員の地方選挙出馬で空席が生じた7カ所で行われた。国民の力は、今回の選挙で既存の地域区4選挙区(京畿道城南盆唐甲、忠清南道保寧・舒川、大邱寿城乙、慶尚南道昌原・義昌)の他に1~2選挙区での勝利を目指し、民主党は3選挙区(仁川桂陽乙、江原道原州甲、済州乙)を必ず守ると宣言した。

 国民の力は同日午前2時30分現在、京畿道城南盆唐甲をはじめ、慶尚南道昌原・義昌(キム・ヨンソン62.77%対キム・ジス37.22%)と大邱寿城乙(イ・インソン80.71%対キム・ヨンラク19.28%)で民主党を大きくリードし、当選が確定した。忠清南道保寧・舒川(ナ・ソヨル51.12%対チャン・ドンヒョク48.87%)と済州済州乙(キム・ハンギュ48.15%対プ・サンイル46.33%)では民主党候補が僅差でリードしたが、開票が70%程度しか進まず、勝利を断定できない状況だ。同じ時刻、江原道原州甲は開票率19.53%で、民主党のウォン・チャンムク候補と国民の力のパク・チョンハ候補がそれぞれ40.46%対58.53%の得票率を記録した。

チョ・ユニョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1045361.html韓国語原文入力:2022-06-0204:43
訳H.J

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