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韓国のコロナ累積感染者、1500万人を超えた

登録:2022-04-09 10:42 修正:2022-04-09 11:37
最初の感染者発生から809日
8日午後、ソウル麻浦区の西江大駅舎広場の新型コロナ臨時選別検査所の入り口に、今月11日から迅速抗原検査を実施せずPCR検査のみ行うとの案内文が貼られている=イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社

 8日午後6時までに全国で14万人台の新型コロナウイルス感染者が確認され、韓国の累積感染者が1500万人を超えた。

 聯合ニュースが全国地方自治体の資料を集計した結果、同日午前0時から午後6時までに全国17の市・道で新型コロナの陽性判定を受けた人は14万7356人。集計を締め切る午前0時までは時間が残っているだけに、9日0時現在での新規感染者はさらに増えるものとみられる。しかし、前日の同時間帯の16万827人より1万3471人少なく、1週間前の今月1日の同時間帯の集計値20万8149人と比べると6万793人減少した。

 中央防疫対策本部(防対本)が同日午前0時現在で発表した過去24時間内に発生した新規感染者は20万5333人で、累積感染者は1498万3694人。午後6時までの中間集計を合算すれば、現在までの韓国での累積感染者は1513万1050人だ。累積感染者が1500万人を超えたのは、2020年1月20日に韓国で初めて新型コロナ感染者が発見されてから809日後のことだ。累積感染者は、国内初の感染者が出て779日後の先月9日に500万人を超え、それから2週間後の先月23日には1000万人を超えた。それから16日後に1500万人を超え、全人口の約30%の感染が公式に確認された。専門家らは「隠れた感染者」を含めれば、実際の感染者はさらに多いと試算している。

 同日午前0時現在、重症患者は1093人で、前日の1116人より23人減少した。重症患者数が1000人台に下がったのは先月25日の1085人以来2週間ぶり。

 死者は373人で、直前の348人より25人増えた。年齢別に見ると、80歳以上が251人(67.3%)で最も多く、70代70人、60代34人、50代16人、40代2人。累積死亡者は1万8754人で、累積致命率は0.13%。

 キム・ブギョム首相は同日午前、中央災害安全対策会議の冒頭発言で、「全体死亡者の約30%が発生している療養型病院と療養施設の管理にもっと集中しなければならない」とし、「療養型病院と療養施設にいらっしゃる高齢者の4次接種も急がなければならない」と述べた。

 同日午前0時現在、全国の重症病床稼働率は57.7%(2825床のうち1630床使用)で、前日の59.3%より1.6ポイント下がった。重症から状態が好転したか、あるいは重症に悪化する可能性の高い患者を治療する準重症病床の稼働率は63.8%。

 自宅療養者数は126万5039人で、前日の131万1455人より4万6416人減少した。自宅療養の管理医療機関の健康モニタリングを受ける集中管理群は11万8955人で、残りは自宅で自ら健康を管理する一般管理群だ。

クォン・ジダム記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/society/health/1038160.html韓国語原文入力:2022-04-08 21:55
訳C.M

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