原文入力:2010-02-08午前10:19:16(1455字)
放文振, 8日 本部長選任強行…野党・言論団体 反発
労組, 全面ストライキ 検討
パク・チャンソプ記者
放送文化振興会(放文振)与党側理事らが8日午前に予定された理事会で<文化放送>(MBC)本部長人事を強行処理する意向を繰り返し明らかにした。これに対し一部では‘オム・ギヨン社長辞退→文化放送掌握’まで狙う政権戦略に従ったものではないかとの分析を出している。野党と言論団体,文化放送労組などは相次ぎ強硬対応方針を明らかにし、文化放送が荒波の中に陥る可能性が高くなっている。
キム・ウリョン放文振理事長は7日<ハンギョレ>との通話で 「最近のハイチ関連謝罪放送は社長が辞める事件だ。それほどあちこちの規律弛緩が深刻だ。PD手帳も免責を受けたと勘違いしてはならない」 とし本部長人事の名分と緊急性を強調した。彼はまた 「オム社長が指名した人々にしたところ、この間試行錯誤が多かった。みな文化放送の家族なのに、誰かは(本部長)候補になり誰かはならないのか」と話した。文化放送内外ではキム理事長がユン・ヒョク副局長を製作本部長に、ファン・ヒマン蔚山文化放送社長を報道本部長に掲げる可能性が高いと見ている。与党側チャ・ギファン理事も 「オム社長がニューMBCプランを通じて変化を約束した以後にも、誤報とわい曲報道が継続的に起きているので、管理監督をする放文振の立場ではオム社長の考えを全ては受け入れにくい」とし放文振の意向にともなう本部長人事強行が避けられないことを表わした。
だが文化放送構成員らは放文振の越権だとし強く反発している。キム・ジュマン文化放送労組民主言論実践委員会幹事は 「放送の核心は報道と製作だが、両本部長を放文振が直接任命するならばMBC経営を直接するという意志だと解釈される」と話した。1988年文化放送が放文振体制に変わった以後、本部長人事はずっと社長が行使してきた。特にPD手帳を持続的に攻撃してきた公正放送労組出身のユン副局長が製作本部長になる場合、文化放送時事プログラムは存亡の危機に立つという憂慮が高い。
野党と市民言論団体は今回の事態がオム・ギヨン社長辞退を念頭に置いたものと見ている。ヤン・ムンソク言論改革市民連帯事務総長は「放文振の直接指示を受ける本部長を連れてオム社長が一緒に仕事をすることはできない」としつつ「オム社長を変えるという意志の表現」と分析した。チョン・サンモ放文振野党側理事は「上層部ラインの指示により動いているようだが、自分たちの思いのままに本部長人事を行うならば、それによって起きる事態に対する責任も負わなければならない」と話した。
民主党はこの日、キム・ウリョン理事長の辞退まで供給する強度の高い声明を発表した。国会の文化体育観光放送通信委員会所属の民主党議員8人は声明で 「キム理事長は(今回の人事を通じて)目障りなオム社長まで除去する‘一石二鳥’を狙っているようだ。政権偏向放送を遠慮なく作るという対国民宣戦布告に他ならない」と非難した。
文化放送労組は本部長選任が強行されオム社長が退陣するならば、全面ストライキ闘争突入を積極的に検討するという方針だ。
パク・チャンソプ記者 cool@hani.co.kr
原文: 訳J.S