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サムスン電子、インテル抜き半導体で世界トップ奪還…昨年の売上過去最大

登録:2022-01-28 08:57 修正:2022-01-28 15:10
2021年業績、売上279兆6千億・営業利益51兆6千億ウォン 
半導体だけで94兆ウォン…3年ぶりに世界トップ 
第4四半期は販売単価の下落でやや下がる 
IT・モバイルも7年ぶりの最大業績
サムスン電子の瑞草社屋/聯合ニュース

 サムスン電子は昨年、半導体部門で94兆ウォンを超える売上を出し、3年ぶりにインテルを抜き半導体売上で世界トップの座を奪還した。

 サムスン電子は27日、2021年の経営業績(連結基準)を集計した結果、売上279兆6千億ウォン(約26兆8千億円)、営業利益51兆6300億ウォン(4兆9500億円)を記録したと明らかにした。売上と営業利益は前年に比べそれぞれ18.07%と43.45%伸びた。サムスン電子の昨年の年間売上は史上最高値であり、これまでの最高記録(2018年、243兆7700億ウォン)より約14%高い。営業利益は半導体のスーパー好況期だった2018年(58兆8900億ウォン)と2017年(53兆6500億ウォン)以後の最高水準であり、史上3番目の記録だ。

 過去最大の売上を牽引したのは、やはり半導体だった。昨年、半導体部門は売上94兆1600億ウォン(約9億円)、営業利益29兆2千億ウォン(約2兆8千億円)だった。同日、年間業績を発表したインテルの売上は790億ドルだが、これを昨年の平均ウォン相場(1144.6ウォン)で計算すると90兆4234億ウォンで、サムスン電子に比べて3兆7千億ウォンほど少ない。サムスン電子は2017年に年間売上基準で創業以来初めてインテルを抜き、世界1位に浮上した。しかし翌年、再びインテルにトップの座を明け渡した後、3年連続(2018~2020年)2位にとどまった。

 第4四半期の半導体の売上と営業利益はそれぞれ26兆100億ウォン(2兆5千億円)、8兆8400億ウォン(約8500億円)を記録した。サーバー向け需要は継続して堅調だったが、第4四半期の平均販売単価(ASP)が小幅に下落し、前四半期(売上26兆4100億ウォン、営業利益10兆600億ウォン)より業績が減った。

 スマートフォンやネットワーク事業などIT・モバイル(IM)部門では、売上は109兆2500億ウォン(約10兆4700億円)、営業利益は13兆6500億ウォン(1兆3千億円)を記録した。昨年下半期にリリースした「ギャラクシーZフリップ3」などプレミアム製品の販売拡大で、売上と営業利益ともに2014年以降最大値となった。IT・モバイル部門は前年(2020年)の売上が初めて90兆ウォン台に減少し、「危機論」が提起されていた。サムスン電子はこの日開かれた第4四半期業績発表会で、同期間に携帯電話7200万台、タブレット700万台を販売したと発表した。

 消費者家電(旧CE)部門では、昨年の売上と営業利益はそれぞれ55兆8300億ウォン(5兆3500億円)と3兆6500億ウォン(3500億円)だった。第4四半期は売上15兆3500億ウォン(1兆4700億円)、営業利益7000億ウォン(670億円)を記録した。年末シーズンのプレミアム製品販売の好調で四半期史上最大の売上を達成したが、物流費の上昇などで利益は前期(7600億ウォン)より小幅に減少したというのが会社側の説明だ。

 昨年の施設投資には約48兆2千億ウォン(4兆6200億円)が執行された。前年(38兆5千億ウォン)に比べ約25%増加した規模だ。京畿道平沢(ピョンテク)と中国の西安の生産ライン増設および工程転換、平沢ファウンドリ極紫外線(EUV)5ナノ先端工程増設など、半導体事業に43兆6千億ウォン(4兆1800億円)が使われた。ディスプレイ部門の中小型モジュールとQDディスプレイへの投資にも2兆6千億ウォン(2500億円)を投入した。

 サムスン電子は今年、グローバルIT需要が回復すると期待されるだけに、部品事業で先端工程を拡大し、技術リーダーシップを高める一方、セット部門ではプレミアム製品群を持続的に強化する計画だ。

 一方、サムスン電子は先月、従来のIT・モバイル部門と消費者家電部門を一つに統合したが、第1~3四半期の業績との一貫性を保つため、従来の事業部門で第4四半期の業績を発表した。

ソン・ダムン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/economy/marketing/1028989.html韓国語原文入力:2022-01-28 02:36
訳C.M

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