ソウル市城北区、ベルリンの「平和の少女像」永久存置を求める
撤去論議が起きたベルリン・ミッテ区の少女像、設置期間1年延長を決定
1日午前、城北区のイ・スンロ区長と啓星高校の生徒たちが韓中平和の少女像の前でドイツのミッテ区に「平和の少女像永久存置」を求めている。ミッテ区議会は31日(現地時間)、地域の「平和の少女像」存置期間を1年延長することを決めたが、永久存置の決定は先送りになった//ハンギョレ新聞社
ソウル市城北区吉音洞(ソンブック・キルムドン)の啓星高校の生徒たちは、ベルリン・ミッテ区の「平和の少女像」の撤去命令のニュースが伝えられた昨年10月から「ありがとう、ドイツ国民」という手紙を書き、少女像存続のための活動を繰り広げてきた。この知らせが伝わり、周辺の学校の生徒たちも賛同して小学校7校、中学校10校、高校9校の計26校が手紙リレーに参加した。「生徒たちが手紙を書いているのに大人が黙っていられるのか」と、住民と区役所の職員もペンを手にし、約3600通の手紙が集まった。城北区はこれをベルリン市に送った。城北区は今後も「平和の少女像」に込められた人権と平和の意味を守ろうとする児童・青少年と市民の活動を積極的に支援すると明らかにした。現場の写真を集めた。
ソウル市城北区のイ・スンロ区長(左から4人目)と啓星高校の生徒らが1日午前、城北区の漢城大入口駅の入り口に建てられた韓中平和の少女像の前で平和を象徴する黄色い紙の蝶を飛ばし、ドイツのベルリン市ミッテ区に平和の少女像の永久存置を求めている=イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社
ソウル市城北区のイ・スンロ区長(左から2人目)と啓星高校の生徒らが1日午前、城北区の漢城大入口駅の入口に建てられた韓中平和の少女像の前で、ドイツのベルリン市ミッテ区に平和の少女像の永久存置を求めている=イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社
ソウル市城北区三仙洞の漢城大入口駅の入り口に建てられた韓中平和の少女像うち、中国の少女の銅像。両拳がぎゅっと握られている=イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社
1日午前、ソウル市城北区三仙洞の漢城大入口駅の入り口に建てられた韓中平和の少女像の後ろにムクゲの花が咲いている=イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社
イ・ジョンア記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )