4月7日の再・補欠選挙の敗北後の共に民主党を新しく率いる党代表に、5回当選のソン・ヨンギル議員(仁川桂陽乙)が当選した。新任のソン代表は、再・補選の惨敗を反省し、失敗した政策を改善して10カ月後に迫った大統領選挙で政権継続の重大な責任を負うことになった。
民主党は2日、ソウル汝矣島(ヨイド)の党本部で臨時全国代議員大会(全党大会)を開き、ソン候補を党代表に選出した。ソン候補は代議員と権利党員の投票(それぞれ45%、40%)、一般党員と国民世論調査(それぞれ5%、10%)を合算した結果、最終得票率35.6%を得て、「親文(文在寅派)主流」のホン・ヨンピョ候補(35.01%)を僅差で制した。
「86世代(80年代の民主化運動に関わった60年代生まれ)」の先頭走者であるソン候補の当選は、再・補選敗北後「親文一色の指導部」では政権再創出が厳しいという党内の危機感がある程度作用した結果と読み取れる。親文でもなく非文(文在寅非支持派)でもない「無系派」を強調したソン候補は、今回で3回目の党代表選に挑戦し、故郷である全羅道地域の代議員の支持が強く形成されたという。全国党大会の序盤で「ソン・ヨンギル優勢論」が起こったが、ホン・ヨンピョ候補が躍進するなど「親文主流」の終盤の結集力もあなどれなかった。ホン候補は権利党員の投票と国民世論調査では勝ったが、ソン候補は代議員投票と一般党員世論調査でリードし、勝利を確定させた。0.59ポイント差のぎりぎりの勝利だった。
ソン新代表はこの日、当選が確定した後の受諾演説で「今は勝利に向けた変化のために躊躇なく前進しなければならない時」だとし「有能な改革、言行一致の民主党を作り、国民の生活を守り、国民の支持を得る」と述べた。さらに、不動産・ワクチン・半導体・気候変動・朝鮮半島平和繁栄を5つの重要課題に掲げたソン代表は、「情熱・献身・知恵を持ったすべての方を一つに集めてワンチームをつくる。党の誇らしい大統領選候補たちと意思疎通を図り、党内選挙を公正に管理する」と約束した。
7人の候補者のうち5人を選んだ最高委員選挙では、「スーパー与党の力で鮮明な検察・言論改革」を主張したキム・ヨンミン議員(京畿道南楊州市丙・初選)が17.73%を得票して1位を占めた。再選のカン・ビョンウォン議員(ソウル恩平乙)、ペク・ヘリョン議員(京畿水原乙)がそれぞれ17.28%、17.21%を得票し、僅差で2・3位となった。キム・ヨンベ議員(ソウル城北甲・初選)とチョン・ヘスク議員(ソウル広津甲・3選)もそれぞれ13.46%、12.32%を得票し、最高委員に選出された。女性最高委員は当選圏に入らなくても最高得票者1人が自動選出される規定があるが、今回の全党大会ではペク・ヘリョン、チョン・ヘスク議員の2人が自力で党指導部に入った。今回の党代表・最高委員選挙は、イ・ナギョン元代表が大統領選出馬のため辞退し、再・補選の敗北後に指導部が総辞退したことで一度に行われた。新指導部の任期は、残りの任期である来年8月まで。