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日本、韓国国防白書の独島関連内容に抗議…国防部「不当な抗議」に反論

登録:2021-02-04 06:33 修正:2021-02-04 07:20
「独島領有権」、「哨戒機の脅威飛行」を問題視
2020年国防白書=国防部ホームページよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 韓国国防部は3日、日本が2020年国防白書の独島(日本名・竹島)関連内容などを抗議しており、これに対して「不当な抗議」だと反論したと明らかにした。

 国防部報道官室は同日、国防白書に関する日本側の反応を問う質問に「2日午後3時頃、日本防衛省から韓国の『2020国防白書』関連の抗議があり、駐日韓国大使館の武官が対応した」と答えた。国防部は、日本の抗議の内容について「独島関連の遺憾表明や哨戒機関連問題などに対する韓国側の適切な対応を求めるなど」だと付け加えた。

 これに対し、国防部は「韓国側は日本側の不当な抗議は受け入れられず、2020国防白書の記述内容は客観的事実であることを明確にした」と述べた。

 前日公開された2020年国防白書は、日本について「一部の日本の政治指導者たちの歪曲された歴史認識と独島に対する領有権主張をはじめ、2018年12月、救助活動中だった韓国艦艇に対する日本の哨戒機の威嚇近接飛行、そして当時の状況についての事実を糊塗する一方的なメディア報道で、両国の国防関係は難航しており、2019年7月に日本が安保上の問題を理由に韓国に取った輸出規制措置は両国の国防関係の未来志向的発展に障害要素となっている」と記している。

パク・ビョンス先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/981600.html韓国語原文入力:2021-02-03 14:52
訳H.J

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