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‘88万ウォン世代’情熱に火を点けた

原文入力:2009-12-21午後02:02:43
鐘路にカフェ‘青年 イグナイト’開店
"20代の悩み 収斂空間" …ミーティング行事も

キム・ミンギョン記者

←去る17日夕、ソウル,明倫洞4街‘青年イグナイト’カフェでキム・ソンギョン(右下 拳を握った人)氏など5人のカフェ運営者たちが‘ろうそく集会’を形象化した壁画の前で明るく笑っている。‘20代のための空間’を標ぼうしたこのカフェは18日に門を開けた。

たった15坪の空間だが保証金1000万ウォンに家賃100万ウォンをくれと言った。ソウル,鍾路区,明倫4街,市内のためか高かった。だがキム・ソンギョン(25)氏など5人の若者たちはひとまず‘手付’を打った。仮契約をしておき貯めていたこづかいと後援金を全てはたいて保証金を出した。こうして20代のためのカフェ‘青年イグナイト’が去る18日に開店した。

‘20代のための空間’とは,ソウル弘益大前などにある‘クラブ’を思い起こすかもしれない。しかし、このカフェを準備した若者たちは全く違う空間を夢見ている。‘遊んで食べて無駄口をたたき、講演をして討論し勉強する空間’を作るという。退屈な日常脱出のための遊びを用意すると同時に、大学生と就職活動学生,ニューフェース社会人などの現実を直視し、彼らだけの声を上げるという抱負だ。‘青年の情熱と理想を燃やしてみよう’という意味でカフェの名前も‘火を点ける’という意味の英単語‘イグナイト’(ignite)にした。

青年イグナイト(club.cyworld.com/youthignite)を開いたキム氏らは社会体験連合サークル‘大学希望’を通じて会った大学生・卒業生たちだ。イ・スホ(24)氏は「3年生になって大学内の活動だけではみたされないものがあった」として「大学生の時に持った悩みを卒業後にも続けたく合流した」と話した。

これらはカフェのドアをあけた初日、ミン・サンホ全国公務員労組教育研修室長を招請し‘公務員の人生と現実’という主題で講演会を開いた。

キム・ソンギョン氏は「20代は公務員になろうと図書館で昼夜なしに勉強するが、実際に彼らの人生がどうなのかはよく分からない」として「今後も20代の悩みが収斂される空間を作りたい」と話した。かと言って真剣な行事だけを考える訳ではない。年末を恋人なしに一人で過ごす‘シングル’のために‘特異なミーティング’行事も用意する計画だという。

文・写真キム・ミンギョン記者salmat@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/394589.html 訳J.S