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‘DJ 陰口’ 一糸不乱 ハンナラ

原文入力:2009-06-15午後07:14:35
“6・15は裏金会談” “ノーベル賞欲求とキム・ジョンイル核野望がもたらした合同作品”

キム・ジウン記者,イユ・チュヒョン記者

6・15南北共同宣言9周年をむかえた15日、ハンナラ党が6・15共同宣言 ‘引き降ろし’ に出た。これはこれまで「6・15共同宣言を否定しない」と明らかにしてきた政府・与党の既存態度とも異なるものだ。

パク・ヒテ代表はこの日午前に開かれた最高委員会で「韓半島非核化のその大前提を破った人は誰か、まさに6・15宣言があった後にまもなく、まさにその左派政権が執権している時に第一次核実験が起きた」として6・15南北首脳会談を批判した。コン・ソンジン最高委員も「6・15宣言の結果は国民の安保不感症という治癒が難しい精神状態を作ったし、北韓の核武装をさせたという点を指摘をせざるをえない」と話した。コン最高委員は先立って<仏教放送>ラジオ ‘キム・ジェウォンの朝ジャーナル’ では「(6・15共同宣言は)国民的合意なしで去る9年前の6月15日。ひょっとして金大中大統領のノーベル平和賞欲求とキム・ジョンイルの核武装野心が作り出した共同作品ではないか」と6・15の純粋性に疑問を提起した。

シン・ジホ議員もこの日<平和放送>ラジオに出演し2000年南北首脳会談を「5億ドル程度の支援金を与えて成功させた首脳会談」と話し、チョ・ユンソン スポークスマンは前日の論評で「準備されていない状態で首脳間の性急な宣言は単なるイベントに過ぎなかった」と6・15共同宣言を酷評した。

ハンナラ党のこういう6・15宣言蔑視は去る11日「行動しない良心は悪の側」としてイ・ミョンバク政府を狙い打ちした金大中前大統領に対する粗捜しの一環だと分析される。また ‘弔問政局’ に対抗し南北対決構図を強調しようとする最近の与党内の流れとも相対していると見られる。

これに対し民主党は6・15と10・4を国家記念日に指定しようと対抗した。チョン・セギュン代表はこの日議員総会で「9年前6・15共同宣言の感激を忘れる国民はないはずなのにイ・ミョンバク大統領はラジオ演説をして6・15に対しては一言も言及しなかった」として「この政権が南北問題に対してどれほど無責任なのかすぐに分かる」と話した。チョン代表はまた「(イ・ミョンバク政府は) 6・15にも10・4に対してもどぎまぎしている」として「国民は軍事的衝突まで憂慮しているのに政府は対策がない」と批判した。民主党はこの日の議員総会で6・15と10・4宣言日を国家記念日に指定する決議案を国会に発議することにした。

キム・ジウン,イユ・チュヒョン記者mirae@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/360531.html 訳J.S