本文に移動

ユン・テヨン “弾劾連想させる幽閉生活”

原文入力:2009-05-29午前09:48:20
前大統領府報道官 文 上げて
“タバコ・本・文が最後の三楽”

シン・スングン記者

盧武鉉前大統領を常に近くで守ってきたユン・テヨン前大統領府報道官は28日パク・ヨンチャ リスト捜査が始まった後、盧前大統領が被った苦痛を「5年前の弾劾の春を連想させる幽閉生活」と描写した。彼はこの日 ‘大統領の孤独な春’ という文を通じて盧前大統領の生涯最後の春の日々を悲しく伝えた。以下はユン前報道官の文を要約したものだ。

“4月中旬、大統領の私邸は活気を失い寂寞感までが漂っていた。その中に前大統領はとりわけ頭が白く見えた。特有の冗談が消えて既に久しい。

お兄さん問題がふくらんだ時から、大統領は知人の私邸訪問を積極的に引き止めた。そして4月、春になれば再開されると考えた訪問客挨拶はさておき、大統領はむしろ私邸内に閉じ込められるほかはなかった。5年前の弾劾の春を連想させる一種の幽閉生活に大統領のからだと心が疲弊されていた。

大統領は時間との戦いに勝つために ‘進歩主義研究’ 等に対する考えを深く掘り下げ整えていくことに集中していた。作業は予想したほどはやく進まなかった。‘私がこれを続けられるか?’,‘このようになった私がこの話をしたとして説得力があるか?’という懐疑を自らに、時には参謀たちに投じたりもした。

長くて孤独なその疲弊した時間、読書が大統領の問題意識をより一層激しくした。 (しかし)本と文に対する執念が健康を蝕む悪循環のドロ沼に大統領を引き込んでいた。健康は禁煙を要求していたが、昨年末から始まった状況は大統領の手からタバコが切れるのをほとんど不可能にさせていた。タバコ、もしかしたらそれは本,文と共に大統領を支えた最後の三楽だったかもしれない。最後に残した文で話したように、本を読み文を書くことさえ手に負えなくなった状況では、大統領が寄り添う唯一で虚弱なつっかい棒だったのではないか? しかしタバコではついに焼いて飛ばしてしまえない困難。今はもう見ることができない彼の姿を今一度見たくなる。狂ったように….”

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/357577.html 訳J.S