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北朝鮮-中国 結ぶ鉄道・道路建設、韓国も参加するか

登録:2014-04-07 00:07 修正:2014-04-07 06:25
開城(ケソン)~新義州(シンウィジュ)376km 連結
チェ・ヨニェ韓国鉄道社長、国際会議のために訪北申請
事業参加など議論するか関心集中
羅津港

 北朝鮮と中国が最近、新義州(シンウィジュ)~開城(ケソン)間の国際高速鉄道と高速道路建設に合意したことが分かり、24日に予定されたチェ・ヨニェ KORAIL社長の訪北成否に関心が集中している。 KORAILがこの事業に参加することになれば、韓国は北朝鮮・ロシアの羅津(ナジン)~ハサン開発プロジェクトに続き、北-中 国際高速鉄道事業を通じて大陸進出にさらに一歩近づくことになる。

 北-中 国際高速鉄道事業に深く関与している中国の韓国事業家らは6日 "北朝鮮国家経済開発委員会(委員長キム・キソク)と中国商地冠群投資有限公司コンソーシアムが去る2月24日、中国北京で北-中 鉄道・道路建設本契約を締結した」と明らかにした。 この事業の路線は新義州(シンウィジュ)~定州(チョンジュ)~粛川(スクチョン)~平壌(ピョンヤン)~海州(ヘジュ)~開城(ケソン)の376km区間であり、工事期間は2018年までの5年、予算は210億ドル(韓貨約22兆ウォン)だ。 北-中 国際コンソーシアムが投資し費用を回収した後には北朝鮮に無償供与する方式(BOT)だ。 4月末に中国コンソーシアム実態調査団が北朝鮮を訪問すると発表された。

 韓国の事業参加可能性は先月31日の朴槿恵(パク・クネ)大統領のドイツ ドレスデン演説以後に高まった。 朴大統領は演説で 「韓国の資本・技術と北朝鮮の資源・労働が有機的に結合すれば、将来韓半島経済共同体建設に寄与することができる。 現在推進中の羅津・ハサン物流事業など南・北・露協力事業と共に、新義州などを中心に南・北・中協力事業を推進して、韓半島と東北アジアの共同発展を成し遂げる」と明らかにした。 北朝鮮の金正恩国防委員長も今年1月「国際線は北・中・南が民資方式(BOT)で建設しなければならない」という指針を下し、韓国の参加可能性が開けられている状態だ。

 一方、KORAILは国際鉄道協力機構(OSJD)が来る24日に平壌(ピョンヤン)で開かれる社長団定例会議にチェ・ヨニェ社長の参加を要請したことにより、最近統一部に訪北承認を申請した。 これに対して統一部関係者は「国際行事に関しては訪北を承認することが基本的立場だ。 部署協議を経て最終決定する」と話した。 しかしKORAIL側は訪北の成否と関係なく極めて慎重な態度を示している。 KORAILのある関係者は「国際鉄道協力機構の定例会議議題である大陸鉄道区間別貨物運送量増大方案などと関連した資料を準備している。 だが、北-中高速鉄道事業を公式に検討したことはなく、ソウル~開城区間が開かれなければ経済性がないと見える。 政府が事業参加を決めていないのにKORAILが単独で参加を議論することはできない」と一線を画した。

大田(テジョン)/ソン・インゴル記者、カン・テホ、チェ・ヒョンジュン記者 igsong@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/631507.html 韓国語原文入力:2014/04/06 21:42
訳J.S(1388字)

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