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キム・ジェチョル前MBC社長 「泗川(サチョン)市長選 出馬」

登録:2014-01-23 00:18 修正:2014-09-05 17:55
28日 公式宣言予定
労組側 "常識外の行動"
キム・ジェチョル前MBC社長

 昨年3月<文化放送>(MBC)の最大株主である放送文化振興会で解任案が通過されるや辞退したキム・ジェチョル(61)前文化放送社長が、6・4地方選挙で慶南(キョンナム)泗川(サチョン)市長選挙に出馬すると明らかにした。

 キム前社長は22日<ハンギョレ>との電話通話で「故郷のために何かをするために出ることにした。 正月に住民たちが評価をするので、その前に出馬公式宣言をする」と明らかにした。 キム前社長は28日、泗川(サチョン)市庁で出馬を宣言する予定だ。

 彼は「私は泗川の川岸で生まれ、身に余る文化放送グループ社長まで務めた。 25年間、故郷泗川には月に一度ずつ立ち寄って苦しい時期にも耐えた。 この間、誤解も多く受けたが、地域住民たちの関心も頂いている」と明らかにした。 また「泗川は人口12万人の都市で、小さいけれど強い‘小強市’に育ててみようという抱負がある。 放送を企画した文化デザインの専門家として、泗川をアップグレードさせたいと思う」と話した。 彼はセヌリ党公認を希望しているという。

 李明博前大統領との親密な縁に力づけられて文化放送の社長になったと言われるキム前社長は、2012年‘落下傘社長退陣’と‘公正放送回復’を要求して170日間のストライキを行った職員を大量に解雇・懲戒した。 ソウル南部地方裁判所は17日、彼らに対する解雇と懲戒は全て無効と判決した。

 キム前社長は法人カードで2億ウォン余りを流用し、親しい女性舞踊家に公演20億余ウォン分を集中割り当てした疑い(横領・背任)で告発されもした。 しかし、ソウル南部地検は昨年12月31日、背任額1100万ウォンと監査院に対する資料提出拒否容疑だけを認め略式起訴した。 これに伴い、キム前社長の刑量が罰金刑に終わるならば、彼は被選挙権に制限を受けない。

 イ・ソンジュ文化放送労組委員長は、キム前社長の出馬の便りに 「常識外の行動」と話した。

ムン・ヒョンスク先任記者 hyunsm@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/621039.html 韓国語原文入力:2014/01/22 22:09
訳J.S(996字)

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