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今年の四字熟語‘倒行逆施’…朴槿恵(パク・クネ)政府の‘退行政治’比喩

登録:2013-12-22 18:58 修正:2013-12-22 21:26
教授新聞が選定…‘当然な道理に逆らって行動する’という意
"大統領選挙介入など解決意志なく、来年がさらに心配"

 ‘当然な道理に逆らって行動する’という意の‘倒行逆施’が大学教授たちが選んだ今年の四字熟語に選ばれた。 朴槿恵(パク・クネ)政府の退行政治を指摘する意が込められた。

 <教授新聞>は去る6~15日、全国の大学教授622人を対象にアンケート調査した結果、204人(32.7%)が今年の四字熟語として倒行逆施を選んだと22日明らかにした。 倒行逆施を推薦したユク・ヨンス中央(チュンアン)大教授(西洋史)は「朴槿恵政府出現以後、国民の期待とは違って歴史の車輪を退行的に後退させる政策・人事に固執することを心配し警戒するという意」としながら「朴槿恵政府の序盤の歩みは‘維新体制の思い出’をもう一度考えさせる抑圧的な国家権力と深刻化された社会経済的不平等を伴った」と推薦理由を明らかにした。

 倒行逆施は司馬遷の<史記>中‘伍子胥列伝’に登場する故事成語だ。 伍子胥が父親を殺した楚国平王の墓を暴いて死骸をムチで打ったことに対して、友人である申包胥が‘天理に外れること’と批判して、伍子胥が‘日は暮れて行く道が遠く(吾日暮道遠)道理に外れるものと思うが、当然な道理に逆らう行動をした(吾故倒行而逆施之)’と答えたところから由来した。

 民主化のための全国教授協議会常任議長を務めたイ・ドフム漢陽(ハンヤン)大教授(国文学)は「私を含め多くの教授が国家情報院など国家機関の選挙不正問題を解決する意志がない朴槿恵政府に失望して、倒行逆施を今年の四字熟語に選んだようだ。 朴大統領の問題解決意志が全くなく、今年より来年がさらに心配だ」と話した。

チョン・ファンボン記者 bonge@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/616460.html 韓国語原文入力:2013/12/22 17:09
訳J.S(891字)