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【土曜版】“大韓民国警察”クォン・ウンヒ

登録:2013-09-06 18:13 修正:2013-09-06 23:27
“国家情報院の大統領選挙介入捜査妨害”暴露
松坡(ソンパ)警察署捜査課長に会う
クォン・ウンヒ松坡(ソンパ)警察署捜査課長が去る28日午後、ソウル市松坡区(ソンパグ)可楽本洞(カラクポンドン)の警察署1階ロビーでにっこり笑っている。 クォン・ウンヒ課長は水西(スソ)警察署捜査課長だった昨年12月、自身が直接担当した国家情報院の大統領選挙介入事件捜査に関連した所信発言で注目されている。 クォン課長の背後に警察の使命に関して含蓄ある意味深長な字句が記されているのが見える。 取材ホ・ジェヒョン、チェ・ソンジン記者 catalunia@hani.co.kr ,写真カン・ジェフン先任記者 khan@hani.co.kr

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「どんな階級にいようが、捜査権独立ために努力します」

▲内部告発者たちの勇気ある呼び子の音が世の中を正しく変えることがたくさんあります。 2012年チャン・ジンス前国務総理室主務官が呼び子を吹いたとすれば、2013年にはクォン・ウンヒ ソウル市松坡(ソンパ)警察署捜査課長が呼び子を吹きました。 「内部告発者」と「漏洩者」とは区別しなければなりませんが、我が国では十把ひとからげに背信者として取り扱います。 クォン・ウンヒ課長を取り巻く色々な人に会い、私たちにとってクォン課長はどんな意味をもつのか、見てみました。

 クォン・ウンヒ ソウル市松坡(ソンパ)警察署捜査課長に再会したのは30日午前だった。 この日は国家情報院の大統領選挙介入事件捜査縮小・外圧(公職選挙法違反など)容疑で起訴されたキム・ヨンパン前ソウル警察庁長官に対する第2次公判が開かれる日だった。 ソウル中央地裁502号法廷に入るクォン課長の表情は淡々としながらも堂々としていた。 証人席に座ったクォン課長がはっきりとした声で話した。

 「昨年12月12日イ・グァンソク水西(スソ)署署長と捜査チーム事務室に一緒にいました。 私が(キム前庁長から) 『押収捜索令状を申請するな』と言われたと報告すると、署長も『この日の午前中(キム前庁長に)令状申請をしなければならないと説得したところ、そうするようにと言ったのが、午後には誰に何を言われたのか、説得を聞かない。(キム前庁長は)怒って令状申請を妨げた』と言いました。」

 キム・ヨンパン前ソウル庁長の態度が(12月12日)の午前と午後で変わったという証言は今回初めて出てきたものだ。 キム前ソウル庁長側はこれまで「(自身は)押収捜索に同意したが、キム・ギヨン前警察庁長官が令状申請再検討意見を伝達してきた」と主張してきた。 捜査に直接圧力を加えたという疑いを避けようとする意図と見えた。 クォン課長の主張どおりならば、キム前ソウル庁長は少なくとも12月12日午後からは直接圧力を加えた当事者だったという解釈が可能になる。

公職選挙法違反容疑で起訴されたキム・ヨンパン前ソウル地方警察庁長官に対する2回目の公判が開かれた30日午前、ソウル瑞草区(ソチョグ)のソウル中央地裁庁舎にクォン・ウンヒ松坡警察署捜査課長が入るところ。 この日の公判に証人として出席するクォン課長を応援するために市民たちは花を手渡した。 リュ・ウジョン記者 wjryu@hani.co.kr

過剰捜査・政治的疑い、皆考慮した

 クォン課長は去る19日ソウル汝矣島(ヨイド)の国会で開かれた国家情報院による大統領選挙介入事件の真相究明のための国政調査特別委員会の聴聞会場でも、大統領選挙直前の警察の無理な中間捜査結果発表について「大統領選挙に影響を及ぼすための不正な目的だったことは明らかだ」と話した。 キム前ソウル庁長の「理解できない行動」に対する明快な指摘だった。 聴聞会が終わった後、チョン・チョンレ民主党議員は証人席に近付いて「勇気ある証言をしてくれてありがとう」と言ってクォン課長を励ました。 クォン課長は返事の代わりに目礼をしただけで国会を出て行った。 民主党・セヌリ党議員の誰とも口を利かなかった。

 クォン・ウンヒ捜査課長の所信ある言動が注目されている。 クォン課長は国家情報院大統領選挙介入事件捜査がどのように妨害されたかについて、ありのままに暴露している。 捜査責任者が上部の圧力で捜査に支障を受けたという事実を公開の場で暴露したのは警察史上初めだ。 多くの市民は「国民の警察庁長官はクォン・ウンヒだ」と褒め称えた。

30日ソウル中央地裁法廷で
キム・ヨンパン前ソウル庁長の態度が
午前と午後で変わっていたと証言するクォン・ウンヒ課長は
聴聞会場と同じく堂々としていた

国家情報院大統領選挙介入事件捜査が
どのように妨害されたかを暴露したその所信ある言動が注目されている
市民は花を執務室に贈り
同僚警察官たちの激励も殺到した

 去る21日から28日までクォン課長の勤務地を4回訪ねた。 国家情報院捜査過程と関連したインタビューは頑として承諾しなかった。「インタビュー拒絶理由は平凡な警察官として残ることを望むためか」と尋ねると、彼女は静かに首を縦に振った。「聴聞会に行ってきて業務に復帰したら、チーム長たちが決裁書類を持って次々やってくるんです。 やはり私はここに(警察署捜査課長室)に居なければならない人間なんです。」 クォン課長が笑って話した。

 「警察官としての目標」を尋ねる質問に、彼女は次のように自身の立場を明らかにした。 「私は捜査課長7年目ですが、その間に感じたことは、業務が公正に進行されるためには第一線警察の捜査権独立が必要だということです。 警察組織の外部からの独立、組織内部からの独立の両方です。 どんな階級にいようが、私は捜査権独立の定着のために努力し続けるつもりです」

 「警察官クォン・ウンヒ」が国民の前で名前を知られ始めたのは18代大統領選挙を8日後に控えた2012年12月11日の夜だった。 この日、全国民の視線はソウル江南区(カンナムグ)駅三洞(ヨクサムドン)のあるオフィステル前に集中した。 オフィステルの607号室前の幅1.5mの狭い廊下は、集まった取材陣と民主党関係者などで足の踏み場もなかった。 廊下いっぱいの熱気は人々の服を汗で濡らした。

 入り乱れた人波の間からクォン・ウンヒ当時水西(スソ)警察署捜査課長が現れた。 607号室のドアをコツコツと叩く。 「警察です。 入ってもいいでしょうか?」 その時初めてドアが僅かに開かれたが部屋の主はクォン課長をちらっと見ると、黙ってドアを閉めてしまった。 607号室の主は国家情報院職員キム・ハヨン(29)氏だった。

 民主党関係者と市民たちが大声で叫んだ。 「なぜ直ぐにドアを開けて入らないのですか」、「国家情報院の職員に証拠隠滅の時間を与えようというのですか」クォン課長は説明した。 「キム・ハヨン氏が現行犯で引っかかったわけではありません。 押収捜索令状がないのでノートパソコンと携帯電話を強制的に押収することはできません。」

 選挙管理委員会は公職選挙法により押収捜索令状なしで犯罪証拠物品を押収する権限を持っている。 クォン課長は選管委にもう一度強制調査を要請した。 しかし選管委はクォン課長の要請を断って撤収した。 クォン課長もこの日はこれ以上無理に捜査を進めなかった。 キム氏はオフィステルの中で自分が書いたコメントを消すのに大忙しだった。

 夜11時頃、キム氏の家族がオフィステルを訪ねてきて、クォン課長に抗議した。 「警察が一体これは何事ですか」 クォン課長はオフィステルの建物外にキム氏の家族を連れ出した。 「ご家族の方も理解して下さらなければなりません。 今回の事件は大統領選挙と関連した重大な事件である可能性があります。 警察としては通報が入った以上捜査せざるを得ないのです。」家族も首を縦に振るほかはなかった。

 クォン課長はこの日国家情報院事件の利害当事者双方から批判された。 一方からは迅速な捜査をしなかったと、もう一方からは国家情報院職員の人権侵害をほう助したと、彼女を責め立てた。

 捜査経験の豊富な警察官の判断は少し違っていた。 ファン・ジョンイン江南(カンナム)警察署捜査課長は「あの日の状況は、警察官職務執行法(6条1項:人命・身体に危害を及ぼしたり財産に重大な損害を及ぼす恐れがあって緊急を要する場合)が保障する即時強制権限によって押収捜索できる状況ではなかった。 強行したとすれば過剰捜査論難は避け難かっただろう。 また、オフィステル前に集まってきた市民を追い出したとすれば余計な政治的疑いを招いただろう。 クォン課長の捜査指揮は色々な状況をあまねく考慮したものと見られる」と評価した。

「政治性向を業務に介入させる姿は見たことがない」

 クォン・ウンヒ課長の名はそれから4ヶ月後の4月、再びマスコミに登場した。 昨年大統領選挙直前になされた警察の国家情報院大統領選挙介入事件の「中間捜査結果」発表の裏面に隠された話について、彼女が口を開いたのがきっかけだった。 大統領選挙直前にキム・ハヨン氏のオフィステル現場を指揮したクォン課長に対してそうしたように、政界はこの時も自分たちの好き勝手にクォン課長を活用したり攻撃したりした。

 ムン・ヒサン民主党前非常対策委員長は当時クォン課長を指して「光州(クァンジュ)の娘」という表現を使った。 チョ・ミョンチョル セヌリ党議員は8月19日国会国政調査特別委聴聞会場で「光州(クァンジュ)の警察か、大韓民国の警察か」と言ってクォン課長を追及した。 ピョ・チャンウォン前警察大学教授はこれに対して「一人の人の純粋な職務遂行を、政治的な意図と誤解させてしまった。 両党ともに悪い行為をした」と批判した。

 政界の意図と関係なしに、市民はクォン課長に多くの激励と応援を送り始めた。 特に19日の聴聞会で警察指揮部の捜査縮小・外圧事実を堂々と明らかにする彼女の姿を見守った多くの国民は、彼女を“聴聞会スター”に挙げた。 聴聞会以後クォン課長の松坡警察署執務室には市民が送ってきた各種の花でいっぱいになっている。 21日午後、松坡警察署で会ったクォン課長は花と共に笑った。 「送って下さった方々にお礼を申し上げなければならないのに、それもできずにいます。」

 国会聴聞会への出席要請を受けてクォン課長は一週間悩んだ。「今後公務員としてちゃんとやっていけるだろうか」彼女は心配した。 クォン課長は聴聞会出席の翌日である20日、病休届を出した。 そのような彼女が一日で回復して業務に復帰したのは、市民の激励を自分の目で確認したからのようだった。 この日同僚警察官たちの激励携帯メールも続々と届いた。

 クォン捜査課長は1997年全南(チョンナム)大学法学科を卒業した後、2001年に司法試験に合格した。 2004年清州(チョンジュ)で1年間、唯一の女性弁護士として活動した。 2005年彼女は警察特別採用試験を受けて警正(警察署課長級)として採用された。 以後、京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)警察署、ソウル瑞草(ソチョ)警察署、ソウル水西警察署などを経て今年2月からソウル松坡警察署捜査課長として勤務中だ。

 クォン課長が弁護士の代わりに警察の道を選ぶにあたっては「現場に答あり」という信念が作用した。 弁護士としてある刑事事件の被疑者を弁護することになった時、中立的姿勢で事件の実体だけに関心を持つ一人の警察官の姿を見た。 クォン課長は「記録でなく現場で事件の実体を追う警察官を見て、警察官という職業の価値を感じた」と話した。

 今はクォン課長が政治的論難のただなかにあるが、警察官として彼女は今まで政治的という評価を受けたことがない。 クォン課長と仕事をしたことのある警察官は、異口同音に「自身の政治性向を業務に介入させる姿を見たことがない」と証言した。 クォン課長と司法研修院33期の同期であるある弁護士は「社会意識を積極的に表現する性格ではなかった。 賢いながらも平凡な人だったと記憶する」と話した。

 クォン課長の几帳面な捜査指示も組織の信頼を受ける理由だ。 彼女と一線警察署経済チームで1年間仕事をした警監級(捜査チーム長クラス)のある警察官は「各捜査チームが提出する捜査記録を毎日検討していた。 時々チーム長が課長と考えが違えば、捜査再指揮時に判例を探しては説得していた」と話した。

「変節者、小英雄主義者」との内部非難

 クォン課長を眺める警察組織の内心は複雑だ。 警察の内部事情をよく知っている警正級のある関係者は「総警以上は内心穏やかでなく、警正以下は激励する人が多い」と雰囲気を伝えた。 総警以上の警察官の中にはクォン課長を“変節者”、“小英雄主義者”等と非難する人もいたという。 総警は主に警察署長で、警正は主に第一線警察署の刑事課長、捜査課長になる。 クォン課長を批判する人々は、概して聴聞会場でキム前ソウル庁長に対してあまりに確信的な語調で大統領選挙介入意図を批判した点を問題にする。 また、捜査過程であったことについて外部にあまりに多くを話したという点も問題にされている。

 警務官級(治安監の下、警正の上)のある警察庁高位関係者は「キム前ソウル庁長の大統領選挙介入意図に対する情況はあるが、これを証明する証拠はなく、裁判の結果無罪が出てくる可能性もある。 クォン課長が発言にちょっと慎重でなければならなかったのではないかと考える」と話した。

 ただし、検察が6月にキム・ヨンパン前ソウル庁長を公職選挙法違反容疑で起訴するや自身のフェイスブックに対国民謝罪文を載せたファン・ジョンイン江南署捜査課長は「キム前庁長が裁判で無罪になったとしても、中間捜査結果発表に問題が多かったため、クォン課長が不当な介入と感じざるを得ない状況だった」としてクォン課長を擁護した。 クォン課長は中間捜査結果の発表内容自体がキム前ソウル庁長の選挙介入意図の証拠だと信じている。

クォン・ウンヒ捜査課長の執務室の片隅にバラの花でいっぱいの箱が置かれている。 市民たちはクォン課長を応援してバラの花を送る運動を行なっている。 鏡に映った女性はクォン課長。 カン・ジェフン先任記者 khan@hani.co.kr

2001年司法試験合格
「現場に答あり」の信念で
2005年警察特別採用試験受験
「公正な業務のためには
警察組織内部・外部からの独立が必要」

総警以上は内心穏やかでなく
警正以下は激励する警察内部の雰囲気
昇進脱落の憂慮も出ているが
「今年だめなら来年すればいいでしょう」
彼女は毅然とした表情になった

 キム前ソウル庁長の起訴有無とは別に、彼が押収捜索令状の申請を妨害したことは警察犯罪捜査規則に反することだ。 犯罪捜査規則15条は「‘令状による押収捜索検証に関する事項’について、捜査指揮をする場合には書面ですることを原則とす」とされている。 警察首脳部がクォン課長をあからさまに批判できないまた別の理由だ。

 にもかかわらず、クォン課長がなぜ組織内部でない言論に対して不当な圧力を暴露したかは疑問が残る。 クォン課長は2月初め、松坡警察署に異動発令を受けた後、キム前ソウル庁長の前で業務報告をする機会があった。 クォン課長は事実キム前ソウル庁長に抗議しようとした。 しかしどうしたわけか、クォン課長は現れなかった。 クォン課長はキム前ソウル庁長の一連の行為が決して内部では解決できない水準の犯罪だと判断したものとみられる。

韓国の「セルピコ効果」生み出すことはできないか

 このようなクォン課長の行動のために彼女を昇進から脱落させるだろうという憂慮が出ている。 警察組織内で「階級は人格」という言葉がある。 それほど、昇進は警察人生の命と同じだ。 クォン課長は今年、警正特別採用勤務8年目なので総警への昇進を控えている。 普通、警正昇進後7~11年の間に総警昇進審査対象になる。 総警審査の競争率は普通10対1で激しい。

 クォン課長はこれに対して「昇進、気にしてません。 今年だめなら来年すればいいですから」と言い、けろりとして笑った。 昇進審査は12月にある。 「警察内部で少なからずあなたを煙たがっているようだ」と伝えると、心なしか毅然とした表情になった。 「気にするような事ではありません。」クォン課長は自分を批判する人々は、考えが違うからではなく、ただ自分が沈黙することを望んでいるのだと考えているようだった。 警察内部の保身主義は深刻だ。 クォン課長はそうした側には立たない。

 ピョ・チャンウォン前警察大学教授は彼女を米国の警察官“セルピコ”に比喩した。 セルピコは1960年代ニューヨークの警察社会にとぐろを巻いていた腐敗を根絶するために同僚警官たちを告発した問題の警官だ。 セルピコの告発が全て事実であることが明らかになるや、米国の警察社会に同僚警察官の腐敗をかばうことは正義ではないという教育が始められた。 「クォン・ウンヒ課長を通じて警察組織が“セルピコ効果”を生み出さねばなりません。 警察組織の発展のためにもクォン課長のような人が必ず必要です。」

 退職警察官の集いである<ムグンファ(槿)クラブ>のヤン・ドンヨル運営委員は「警察組織の上位は国家だ。 国家のために公務員も内部告発ができなければならない。 クォン課長は本当に大変なことをやり遂げたのだ」と評価した。 チョン・チョンネ民主党議員は「警察が本当に捜査権の独立を望むなら、クォン課長を広報大使として活用して国民の支持を受けるのが役に立つだろう」と話した。

 チョ・ヒョノ前警察庁長官は2011年1月12日、ソウル渼芹洞(ミグンドン)の警察庁舍で開かれた“警察指揮部会議”で「上官の不法・不当な業務指示を防ぐために“内部告発者特進制度”を導入する」と明らかにした。 しかしクォン課長にこれを適用しようとする動きはまだない。 治安監級のある警察庁高位関係者は「クォン課長に対する懲戒・昇進のどちらも論議されていない」と明らかにした。

 クォン課長を国民の英雄でない平凡な警察としてそっとしておくのが最善という指摘もある。 ピョ前教授は「クォン課長は警察官として所信と良心に従い、すべき事をしたのだ。 ここに過度の政治的意味を付与して英雄視する場合、純粋性を喪失することになるかもしれない」と憂慮した。

 29日午後クォン課長を最後に訪ねた時も、彼女は日常業務に追われていた。 松坡警察署1階ロビーには大きな額が掛かっている。「不正を憎めない者は正義を愛せない」 前任の警察署長が掛けたものだという。 クォン課長は「松坡警察署赴任第一日目にこの字句を見て『ああ、素晴らしい』と思った」とにっこりしながら話した。 警察署の玄関で記者を見送ってから、彼女は再び捜査課長室へと急いだ。

ホ・ジェヒョン、イ・ギョンミ記者 catalunia@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/601580.html 韓国語原文入力:2013/09.01 15:33
訳A.K(7967字)

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