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高麗大生、セヌリ党舎前‘憲法1条葬礼式’総学生会の主導でなくフェイスブック通じて606人が参加

登録:2013-08-14 20:47 修正:2013-08-15 07:20
高麗(コリョ)大学校の在学生が14日正午、ソウル汝矣島(ヨイド)のセヌリ党舎前で国家情報院による大統領選挙介入糾弾時局宣言を終えた後‘大韓民国憲法第1条’の葬礼式を挙行している。 リュ・ウジョン記者 wjryu@hani.co.kr

大韓民国憲法第1条の葬式が行われた。

 14日昼12時20分頃、高麗(コリョ)大生30人余りは左胸に黒リボンを付けて無彩色の服を着てソウル汝矣島洞(ヨイドドン)のセヌリ党舎前に立った。 キム・ヒョンナム(25・高大政治外交学科)氏が国家情報院の大統領選挙介入を糾弾し、セヌリ党の責任ある立場表明を要求すると、彼らの表情は一層重くなった。

 イ・セッピョル(21・数学科)氏ら5人は‘民主主義の敵は誰か’という題名の時局宣言文を順に読み上げていった。 学生たちは 「国家機関として政治的中立義務を守るべき国家情報院が、選挙に組織的に介入し、警察は上部の指示でこれを隠蔽するという深刻な犯罪が起きた」として△セヌリ党と朴槿恵(パク・クネ)大統領が国家情報院選挙介入事態に直接責任を負うこと△民主主義を破壊した国家情報院とこれを隠蔽した警察関係者の厳しい処断△陰に隠れて超法規的な犯罪行為を行った国家情報院の国内政治介入源泉封鎖△言論は国民に真実を報道し、政府の圧力を拒否することなどを要求した。 この日の時局宣言には高大在学生606人が参加した。 時局宣言は高大総学生会ではなく平凡な学生たちの自発的動きにより行なわれた。 学生たちは去る6日から13日まで社会関係網サービスのフェイスブック等を通して時局宣言に参加した。

 時局宣言文発表後、学生たちは祭壇を整え、ひざまずいて香を焚いた。 ‘大韓民国は民主共和国だ’という憲法第1条の死を知らせる宣言だった。 キム・ヒョンナム氏が「606人の願いを込めて」と叫ぶと、学生たちはセヌリ党舎に向かって108拝を始めた。 彼らが尻に敷いた銀色のゴザは猛暑の中で熱せられ汗の雫で汚されていった。 ハン・スンボム(24・韓国史学科)氏は 「青年の良心を見せるために責任者を処罰するまで見守り行動する。 どんなに暑くても、どんなに寒くても街頭に繰り出す」と話した。

 市民は大学生のスローガンをまねたり拍手で応えた。 会社員キム・テファン(49)氏は「大韓民国にはまだ希望があると思う。 大学生たちが社会参加に乗り出せば市民も刺激される」として、スローガンを一緒に叫んだ。 一部の老人たちは「学生たちが勉強もせずに無駄なことをしている」と舌打ちした。 チョン・イクフン セヌリ党民願局長は、学生たちの時局宣言文を渡された。 チョン局長は「指導部に学生たちの意をよく伝達する」と話した。 警察が罪証用カメラを突きつけると、一部の学生たちが一時抗議する場面もあったが、時局宣言は平和裏に終えられた。 パク・ユリ記者 nopimuli@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/599577.html 韓国語原文入力:2013/08/14 20:18
訳J.S(1353字)

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