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‘16~17代 大統領選挙のように投票すれば 朴槿恵が大統領になる

登録:2012-11-12 20:47 修正:2012-11-13 12:44
大統領選挙‘ビッグ3’電話調査では
朴が安に4.4%pの遅れを取っているが
支持層の投票率差を考慮すれば
安・文両者に1.4~6.2%p 上回る
"朴、保守票だけでも勝利を計算"
16~17代 大統領選挙 年齢帯別投票率

 最近の各種世論調査で朴槿恵セヌリ党大統領候補が野党圏単一候補との正面対決で遅れを取っていることが明らかになっているが、去る2002年と2007年の大統領選挙の世代別投票率を反映する場合、野党圏単一候補との2者対決で全ての場合に勝つという分析が出てきた。

 <ハンギョレ>がリサーチプラスに依頼して去る2~3日に実施した世論調査の結果は、朴槿恵候補(パク・クネ)と安哲秀(アン・チョルス)候補の2者対決で安候補(50.4%)が朴候補(46.0%)に4.4%先行していることが明らかになった。 しかし2002年(16代)大統領選挙当時の年齢帯別投票率を適用してみれば、反対に朴槿恵候補(48.8%)が安哲秀候補(47.4%)を1.4%差で上回る。 このような分析は2002年の大統領選挙当時の世代別投票率を先ほどの世論調査の支持率に世代別に適用したもので、言ってみれば‘予想得票率’と呼べる数値だ。

 大統領選挙の最終結果は支持率だけではなく。各支持層の投票率がどれくらい高いかによって決定される。 このような差は世論調査が無作為に電話を受けて答える受動的方式とすれば、投票は直接投票場に出向き票を入れる能動的行動が伴わなければならないために起きる。 2007年(17代)大統領選挙の年齢帯別投票率を適用すれば、2人の候補間格差は1.7%差(朴槿恵49.0%、安哲秀47.3%)となり更に広がる。 盧武鉉候補が当選した2002年の大統領選挙で20代と30代の投票率はそれぞれ47.2%、55.1%に留まり、全体投票率(70.8%)よりはるかに低かった。 李明博候補が当選した2007年には全体投票率は63.0%であり、20代と30代の投票率はそれぞれ42.1%、45.5%であった。

 朴槿恵候補と文在寅(ムン・ジェイン)候補の2者対決を同じ方式で分析する場合、朴候補の得票率が50%を超えることが明らかになった。 2002年の投票率を適用すれば50.0%で、文在寅候補(44.0%)に6.0%差で勝ったし、2007年投票率では6.2%差(パク50.1%、文43.9%)であった。 去る2~3日の世論調査では朴槿恵候補(47.3%)は文在寅候補(46.6%)に0.7%上回っただけだった。 政界では文在寅・安哲秀候補の支持層が忠誠度では朴槿恵候補より低いと見ている。 20~30代の有権者が安哲秀・文在寅候補を多く支持しているが、投票率は60代以上の年齢層に比べて大幅に低い。

 このような分析結果は朴槿恵候補が最近になって外縁拡張(‘野ウサギ’)より、保守的有権者層(‘家ウサギ’)の結束に重きを置く行動を示していることと関係あるように見える。 イム・サンリョル リサーチプラス代表は「朴候補の最近の家ウサギ掌握の歩みは、世代別投票率を確認し保守票だけでも大統領選挙で勝利できるという計算から出ているようだ」と話した。

アン・チャンヒョン記者 blue@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/560204.html 韓国語原文入力:2012/11/12 19:54
訳J.S(1458字)

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