原文入力:2012/10/09 (1103字)
朴槿恵セヌリ党大統領候補が9日キム・ムソン前議員を選挙対策委員会に重用して刷新波動で火が付いた党の内紛事態を解決する意向を明らかにした。 また、イ・ハング院内代表の辞退を促し、5日間にわたり党務を拒否していたキム・ジョンイン セヌリ党国民幸福推進委員長も党務に復帰することにし、セヌリ党の内紛事態が収拾局面に入るかが注目される。
朴候補はセヌリ党政治刷新特別委員会フォーラムで記者たちと会って、親朴槿恵系座長だったキム前議員に対して「今後(中央)選対委で重責を任されることになるだろう」と話した。 キム前議員の役割と関連して朴候補キャンプの核心人士らは「総括選対本部長職をひきうけることになるだろう」と伝えた。 キム・ムソン前議員起用の知らせに刷新派は、キャンプが一糸不乱に仕事をする体制を整えることができそうだと期待しつつも、朴候補の保守色が強化され経済民主化の推進が難しくなりかねないと憂慮した。
朴候補はまたこの日午後にキム・ジョンイン委員長に会い1時間ほど会合をし、その後キム委員長が党務に復帰することに決めたと知られた。 この席で朴候補は現在の中央選対委議長団所属であるイ院内代表が選対委で特別な職責を持たない善意‘仲裁案’を提示したと伝えられた。 これに対しキム委員長は定期国会で経済民主化立法をきっちり後押ししなければならないという点を朴候補に頼んだことが分かった。
朴候補はこの日夜、ハン・グァンオク前金大中大統領秘書室長の国民大統合委員長任命反対を要求してきたアン・テヒ政治刷新特別委員長とも会って説得を試みたと伝えられる。 朴候補は「現代史の痛みを大統合し未来へ進む刷新になって欲しい」と話し、当初どおり任命するという意志を表わした。 朴候補は「刷新する人と統合する人が別々にいるわけではない。 一緒に進まなければならない」と話した。 チョ・ヘジョン、キム・ウェヒョン記者 zesty@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/555052.html 訳J.S