原文入力:2012/09/07 20:26(1691字)
←カン・キガプ統合進歩党代表が断食5日目の7日午後、国会で開かれた議員総会で比例代表議員4人に対する除名案を処理した後、疲れきって病院へ搬送されている。 左からシム・サンジョン、ノ・フェチャン、チョン・ジンフ議員. カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr
‘自主的除名’議員4人 "旧態と決別" …旧党権派 反発
カン・キガプ、シム・サンジョン、ノ・フェチャンらと共に新党創党 本格化
4・11総選挙以後、比例代表競選不正事態でふくらんだ統合進歩党の党内葛藤が4ヶ月目に分党という破局をむかえることになった。 分党事態を防ぐために旧党権派と革新集い間の仲裁の試みが成果を出せず、結局カン・キガプ代表と現職議員7人が参加している‘革新集い’は党を去り新党創党手続きに突入した。
分党と新党行きの最初の手続きは議員職のある比例代表候補4人の除名だった。 統合進歩党が7日午後に議員総会を開き比例代表であるパク・ウォンソク、ソ・ギホ、チョン・ジンフ、キム・チェナム議員など4人の除名を議決することにより分党が現実化された。 議員が自ら自身を除名するいわゆる‘セルフ除名’を選択したことは、地方区議員と異なり比例代表議員の場合、離党でない除名形式で党を離れてこそ議員職を維持できるためだ。
これに先立ち、これら4人の議員は午前国会で記者会見を行い「旧態および覇権主義と決別してカン・キガプ代表とともに新しい大衆的進歩政党を作っていく」と明らかにした。 彼らは 「議員職に執着するのでなく、明らかな所信に基づいて自ら除名を受け入れるもので、これに対する国民の批判は謙虚に受けとめる」と語った。 これら4人の中で一部はソウル党紀委にまとめて提訴されるために住所地をソウルに移し、除名理由としては‘党の創造的破壊と再党創立を宣言したカン・キガプ代表の声明を支持した党解散行為をした’とした。
再党創立の核心動力である国会議員4人の除名手続きが完了したことにより、地方区議員であるシム・サンジョン、ノ・フェチャン、カン・ドンウォン議員なども参与系党員たちと共に集団離党を決行する予定だ。 現役議員7人が属した新党創党作業が本格化すれば、既存の統合進歩党議員は6人に減る。 革新集い側の要人であるペ・ジンギョ仁川(インチョン)、南東区(ナムドング)庁長とチョ・テクサン仁川東区庁長もこの日離党を宣言した。 ‘革新集い’側は先ずは創党準備委員会水準の組織を維持し、民主党など野党圏との連帯も模索するものと見られる。
4人の‘セルフ除名’に反発している旧党権派側は「除名を決議した議員総会は党規に違反したもので源泉無効」として、法的対応の意向を明らかにした。 旧党権派側のイ・サンギュ議員は「カン・キガプ代表が議員総会を招集したが、現行党規は院内代表だけが議員総会を招集できる」として「しかも‘セルフ除名’を選択した議員4人は前日ソウル市党党紀委で除名されたので党規上、議員総会招集要請ができない」と主張した。
旧党権派はこれとは別に前日中央委員の連署名を通じて中央委を開き、党規を修正した後、この日午前旧党権派議員の主導でオ・ビョンユン議員を院内代表に選出した。 この日午後に予定された除名議員総会を阻むための方案だった。 前日の中央委で国会議員除名議決定足数を在席3分の2以上とする条項も追加した。 これに対して‘革新集い’側は中央委議長である党代表の公告がない中央委は無効なので、中央委議決を根拠に選出した院内代表は資格がないという立場だ。
両者が各自の道を進んでも、分党過程で起きた‘除名議員総会’と‘中央委員会’の効力を巡り法的攻防が続くものと見られる。
ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/550725.html 訳J.S