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労組組織率 10.1%…2桁 回復

原文入力:2012/08/17 21:55(852字)

1年ぶりに…昨年 7万7千人 増える
"複数労組 施行効果が一部作用"
第3労総 国民労総、2万1913人に留まる

  10%未満に墜落した労組組織率が複数労組施行などによりやや上昇し、1年ぶりに再び10%台を回復した。

  雇用労働部が17日発表した‘2011年全国労働組合組織現況’を見れば、昨年の労組組織対象労働者1709万人の内、労組に加入した人は172万人で組織率が10.1%と調査された。 これは2010年の組織率(9.8%)に比べて0.3%上がった数値だ。

  1年間に賃金労働者数が28万6000人 1.7%増えたが、組合員数も7万7000人多くなり、労組組織率が高まった。 労組組織率は組織対象労働者数で全体組合員数を割ったもので、1989年に19.8%で頂点に達した後、継続的に下落してきて2010年には初めて10%未満に下がっていた。

  上級団体別に見れば、韓国労総所属組合員が76万8953人で44.7%を占めており、民主労総が56万2310人で32.7%であった。 上級団体に加入していない労組の組合員も36万6746人(21.3%)と調査された。 組合員が4万人余りと主張した国民労総の場合、労働部統計では2万1913人に留まった。 国民労総の組合員数は今回初めて集計された。 韓国労総所属と上級団体がない労組の組合員数は1年前と比べてそれぞれ4万304人、3万2346人増え、民主労総は1万7754人減った。 部門別組織率は民間部門8.9%、教員18.8%、公務員59%と集計された。

  労働部関係者は「昨年、労組組織率と組合員数が増えたことは複数労組施行(2011年7月)の効果が一部作用したと見られる」と話した。 キム・ソヨン記者 dandy@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/547610.html 訳J.S