原文入力:2012/05/17 22:29(1060字)
←民族和解協力汎国民協議会とハンギョレ統一文化財団が17日、南北鉄道連結5周年をむかえて京畿(キョンギ)坡州市(パジュシ)の南北出入事務所で開いた‘境界地域の発展と南北関係’という主題のフォーラムで参席者が討論している。 坡州/パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr
開通5周年記念‘都羅山(トラサン)フォーラム’開催
鉄道運用 早急な正常化を要求
2007年5月17日、全世界の関心を集めた南北列車試験運行により半世紀ぶりに南北鉄道を連結した京義(キョンウィ)線、都羅山駅. それから5年の歳月が流れた17日、京畿、坡州市の民間人出入統制ライン(民統線)内にある南側最後の駅である都羅山駅は閑散としていた。 2007年12月から1年ほど‘北に行く始発駅’として毎日列車が軍事境界線を往来し、開城(ケソン)工業団地の貨物を積み出してきたが、2008年11月以後 4年にわたり足どめされているためだ。
民族和解協力汎国民協議会(民和協)とハンギョレ統一文化財団は17日、南北鉄道連結5周年をむかえて坡州市の南北出入事務所で‘境界地域の発展と南北関係’を主題に‘都羅山’を開いた。
キム・ドクリョン民和協代表常任議長は「今も5年前に南から北へ、北から南へ力強く第一歩を踏み出した列車の汽笛が耳に残っているようだ」として「再び道を開いて疎通して、信頼を積みながら南北が一緒に希望の未来を作ろう」と話した。
当時、鉄道連結の主役だったイ・ジェジョン前統一部長官は「南北が困難の中でも開城工業地区を通じて疎通と平和の根拠を維持し未来を開いているのは道を連結したおかげ」として、南北間鉄道と道路連結の重要性を語った。
参加者は口をそろえて南北交流協力と平和増進のために鉄道運行の早急な正常化を促した。ハム・ポムヒ中国、南京財経大学客員教授は「持続可能な南北疎通は南北双方の経済恩恵と中国・ロシア・米国・日本など周辺国に役立つ時に可能だ」として、韓半島縦断鉄道(TKR)連結の必要性を強調した。 イ・サンジュン国土研究院韓半島・東北アジア研究センター長は「南北境界地域の共同発展のために境界地域を‘南北平和協力地帯’に変えよう」と提案した。
パク・ギョンマン記者 mania@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/533471.html 訳J.S