本文に移動

北、発射台に3段ロケット設置

原文入力: 2012.04.09 08:56 (729)


“燃料注入まもなく開始”…時期は明らかにせず

韓・中・日“外交的努力つくす”

 

 

北朝鮮が3段ロケットを発射台に設置する等、発射準備の仕上げ段階に入っていると8日確認された。

 AP通信とAFP通信等はこの日、北朝鮮はロケット発射参観のために招請した外信記者たちに平安北道鉄山郡東倉里西海衛星発射場を公開し、3段ロケット(銀河-3)が発射台に設置されていたと報道した。チャン・ミョンジン宇宙発射場責任者は外信記者団に“燃料注入はまもなく始まるだろう”と明らかにしたが正確な注入時期は言及しなかった。


 この日平壌順安空港は米国NBC等外信取材団で込み合い、騒がしい様子だったと共同通信が報道した。北朝鮮は米国CNN等、韓国を除く20ヶ国40個所余りの報道機関取材団と宇宙専門家を招請したことが分かった。空港でこれらを迎えた北朝鮮当局者は“今回発射されるものが‘衛星’であるという事実を全世界に証明する”と強調したと通信は伝えた。

 
 一方韓・中・日外交長官はこの日、中国浙江省寧波で3国外交長官会談を開き、北朝鮮のロケット発射自制のために外交的努力をつくすことを確認しあった。キム・ソンファン外交通商部長官は会談を終えた後、共同記者会見で“私たち三人は三国間共通の関心事である北朝鮮核問題と北朝鮮のいわゆる‘衛星’発射問題など主なイシューに対して意見を交換した”と明らかにしたと外交部が伝えた。キム長官は“(韓国は会談で)北朝鮮の発射が安保理決議違反であり東北アジア平和と安保を威嚇するという点を強調した”とし、“北朝鮮の国際社会義務違反に対して国際社会の厳重な対応が必要だ”と話した。

 

 

パク・ビョンス先任記者、チョン・ジョンユン記者suhhani.co.kr

 

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/527353.htmlA.M