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[社説]前放送通信委員長逮捕で政権不正暴け

https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/530727.html原文入力:2012/05/01 19:18(1169字)
 チェ・シジュン前放送通信委員長が特定犯罪加重処罰法上の収賄容疑で拘束された。李明博大統領の代弁者、放送通信大軍、全天候爆撃機などあらゆる派手な呼び方をされ、絶対的な権力を振り回してきた政権最高実力者のみすぼらしい末路だ。 "増水するなら(李大統領の)堤防に、風が吹くなら風除けになる" という言葉とは反対に、彼自身が政権の堤防を押し倒す巨大な濁流の震源地になった。  チェ前委員長の拘束は、誕生以来、道徳性に欠けた政権の哀れな行程をよく表している。汚れた金は政権がスタートする以前から異常なルートを通じて密室に流れて行った。黒い金に対する道徳的な警戒心は当初から存在しなかった。金をもうけさせて上納させる醜悪な関係の中で政権は病気にかかっていった。
 チェ前委員長の拘束はこの政権が犯したあらゆる不正腐敗に対する真相究明の始まりでしかない。黒い金をばらまいた先がパイシティの1ヶ所に終わらないことは常識に値する。実際にチェ前委員長の補佐官のパク・ペス氏がイ・ククチョルSLSグループ会長からわいろを受けた容疑ですでに拘束されたし、彼の‘跡継ぎ’と呼ばれるチョン・ヨンウク氏は教育放送(EBS)理事の選任のロビー活動名目で数億ウォンを受けた疑惑が明るみになって海外逃避中だ。このような金の終着地がチェ前委員長ではないかを着実に明らかにしなければならない。今回の事件がチェ前委員長個人の不正の次元を越えて李明博候補の選挙事務所の不法資金作りではなかったかを明らかにするのも検察の責任だ。
 今日検察に召還されるパク・ヨンジュン前知識経済部次官の行方もチェ前委員長とあまり変わりそうにない。検察はパク前次官の‘資金源’とみられるJNテックの会長がパク前次官の金をマネーロンダリングした情況を捕らえたという。 このロンダリングの経路を集中捜査すればパク前次官がファイシティ以外に他の企業などから受けた不法資金も次から次へと現れる可能性が強い。パク前次官- JNテック-ポスコの癒着関係、政権周辺者たちのポスコ利権収集の疑惑も明らかにすべき問題だ。
 パク前次官の疑惑は単純なわいろ授受や利権介入程度にはすまない。国務総理室の違法民間人査察事件の‘総指令塔’の疑惑はある意味では不法資金授受より、いっそう真実糾明が必要だ。検察が最近パク前次官の自宅や選挙事務所を家宅捜索しただけに、民間人査察に対する彼の介入疑惑を裏付ける証拠を見つけた可能性もある。検察はもうこれ以上躊躇せず、査察の胴元を明らかにする捜査を完遂することを望む。
原文: 訳T.W