本文に移動

胡錦濤 夫人はなぜ同伴しなかったのか

原文入力:2011-01-20午前08:59:02(811字)
中国消息筋 "個人的理由"

パク・ミンヒ記者

ジョー バイデン米国副大統領夫妻が18日(現地時間)アンドリュース空軍基地に直接出かけ胡錦濤中国国家主席を迎えたが、胡主席の夫人 劉永淸(写真)は今回の訪問に同伴しなかった。
胡主席の夫人が来なかったことから この日夜バラク・オバマ米国大統領が主宰した個人晩餐会にミッシェル オバマは席を共にすることができなかったと香港<明報>が報道した。19日、バイデン副大統領が主宰する昼食会にもバイデン副大統領の夫人は参加しないと発表された。代わりに19日夕に開かれるホワイトハウスの公式晩餐にはミッシェル オバマがオバマ大統領と共に参加する。

指導者関連動静が徹底した機密に付される中国らしく胡主席夫人が今回の国賓訪問に同行しなかった理由は知らされていない。

中国では指導者夫人をはじめ家族の公開的活動がダブー視されており、指導者夫人が公開席上に共に姿を現すケースも珍しい。

だが、胡主席の夫人 劉永淸はかつて、トウ小平や江沢民前主席の夫人たちに比べれば国外歴訪などにしばしば同行するなど比較的公開的な動きをしてきた。彼女は2006年4月の胡主席の米国訪問にも同行したし、昨年11月の主要20ヶ国(G20)首脳会議の時にも胡主席と共にソウルを訪問した。北京の外交消息筋は「国賓訪問に必ず夫妻同伴しなければならないという儀典があるわけではなく、今回同行しなかったのは個人的理由だろう」と話した。

劉永淸は胡主席と精華大学水利工程科59年入学同期同窓であり、胡主席より2才 年上だ。

北京/パク・ミンヒ特派員 minggu@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/china/459594.html 訳J.S