原文入力:2010-08-31午後07:24:17(671字)
チョン・ナムグ記者
日本防衛省が本土から遠く離れた島嶼地域防衛のために陸上自衛隊所属の水陸両用部隊(海兵隊)の創設を検討していると<朝日新聞>が31日報道した。
<朝日新聞>は「防衛省は陸上自衛隊の歩兵連隊の一部を、米海兵隊をモデルとした水陸両用部隊に改編する方案を検討している」として「中国の急速な軍事力近代化などに対応し、九州と南西諸島など本土から遠く離れた島嶼の防衛を強化するためのもの」と伝えた。この新聞は防衛省が新防衛計画概要にも本土から遠く離れた島嶼の防衛力増強の必要性を言及する方針だと付け加えた。
<朝日新聞>は続けて「防衛省は九州南部を担当している第8師団の一部と第15旅団の歩兵連隊を水陸両用部隊に改編し、陸上での有事の際と災害に対応する一方、敵に島が占拠された場合、奪還と陣地確保などの任務を遂行するようにするという構想を持っている」とし、「沖縄に米海兵隊が駐留しているが、米軍に依存せずに自衛隊の力で南西諸島を防衛できる能力があるということを中国に示そうということ」という陸上自衛隊幹部の話を伝えた。
日本防衛省のこういう部隊再編の動きは、冷戦時代に旧ソ連の侵攻に備え作った北方中心の部隊配置を中国に備えた西南方中心に切り替えることを意味する。
東京/チョン・ナムグ特派員
原文: 訳J.S