米軍は7日(現地時間)、ホルムズ海峡を通過していた3隻の商船に対するイランによる攻撃に対応し、イランに対して一連の空爆を開始したと発表した。
米中央軍(CENTCOM)はこの日、ソーシャルメディアのXへの投稿で「国際水路で罪なき民間人の乗船する商船を標的として攻撃したことに対し、莫大な代償を支払わせるため、一連の強力な空爆を開始した」と明らかにした。中央軍は、今回の空爆は「ホルムズ海峡を通過していた3隻の商船に対するイランの攻撃に対応したもの」だと説明した。中央軍はまた「イランの明白な攻撃行為は正当化できず、危険であり、停戦に対する明白な違反」だと批判した。アルジャジーラはイランメディアを引用し、「今回の米国の空爆により、イラン南部の港湾都市シリック、ケシュム島、バンダルアッバースなど、複数の地域で爆発が発生した」と報じた。
英国海事貿易機関(UKMTO)によると、3隻は6日から7日の24時間で集中的に被害を受けた。被弾した船舶の中には、オマーンが提案した沿岸航路を利用していたカタールのガス運搬船とサウジアラビアのタンカーが含まれていた。両国はイランの今回の攻撃を強く糾弾している。一方、イランは今回の商船攻撃とのかかわりについて語っていない。
先に米国は、イランによる商船攻撃について「容認できない行為」と糾弾しつつ、イラン産原油の販売に対して一時的に与えていた制裁免除措置を突如撤回している。