東京電力福島第一原発から出る放射性物質汚染水の発生量は昨年1日90トンで、過去最小量を記録したという。
毎日新聞は6日、「(汚染水発生量を減らすための)対策とともに、2022年度は平年より雨が少なかったこともあり、1日当たり約90トンとなった」と報じた。これに伴い、汚染水保管タンクが満杯になる時期も当初の今年の夏から来年2~6月になる見通し。しかし、日本政府は今夏の海洋放出計画は変更しない方針だ。
汚染水の発生量を減らすための対策はこれからも続く見通しだ。福島原発汚染水は、近くの地下水と雨水の流入で増加し続けている。同紙は「東京電力は2028年度末までに(1日の発生量を)50~70トンに減らすとしている。建屋周辺に鋼鉄製の止水壁の設置や、地盤を固める新たな対策を検討中」だと報道した。
原発汚染水は2014年、1日540トンまで発生したが、2020年には150トン、現在毎日90~140トンに減っている。全体汚染水の量は133万トンで、全体タンクの97%に達している。