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カナダ、デンマークなど、アフガン避難作戦中止…「さらなるテロ懸念」

登録:2021-08-28 04:43 修正:2021-08-28 06:41
ベルギー、ポーランド、オランダ、フランスも退避中止 
英国は軍の撤退期限まで救出継続へ 
米中央軍司令官「撤退作戦の時からテロを予想」
アフガニスタンを離れる市民たちが26日、カブールの国際空港で米軍の飛行機に搭乗した=カブール/UPI・聯合ニュース

 アフガニスタンのカブールで最悪の爆弾テロが発生した中、さらなるテロの可能性を懸念する声があがってている。一部の国はさらなるテロを憂慮して退避作業を中止することを決めた。

 フランク・マッケンジー米中央軍司令官は26日(現地時間)、米国防総省で記者団に対し「ISの攻撃は極めて現実的」とし「彼らは(我々を)攻撃し続けるだろうし、こうした攻撃は続きうる。我々は攻撃に対するあらゆる準備をしている」と述べたと、米国防専門メディア「スターズ・アンド・ストライプス」が伝えた。

 まだ米国の撤退作戦は完了していないうえ、ISが本格的な攻撃をはじめた以上、同じような攻撃が繰り返される可能性があるということだ。今回の攻撃の主体であるIS-K(イスラム国ホラサン州)は、米国などの西欧諸国を主な敵とし、米国と平和交渉を行ったタリバンをも「裏切り者」と見なしており、テロ攻撃が続く可能性がある。

 マッケンジー司令官は14日、米国のアフガン撤退作戦の開始後のある時点で攻撃があることは予想していたとも述べている。その際、マッケンジー司令官は「こうした非戦闘的な退避計画を立てた場合は、攻撃を受ける可能性があると予想する」とし「我々はこうしたことがすぐに、あるいは近いうちに起こるだろうと考えた」と述べた。米国は大規模な戦闘兵力の多くをすでに撤退させており、現在は約5000人が残って自国民とアフガン人協力者を避難させるための作戦を展開している。実際にアフガン駐在米大使館や英国政府などは、カブールでのテロの可能性を25日に警告している。

 英国やフランスなどのアフガンに派兵していた主な同盟国も緊迫している。英国のボリス・ジョンソン首相は同日のテロ直後、緊急安保会議を開き、軍の撤退期限の最後まで救出作戦を続けるとの立場を明らかにした。ジョンソン首相は「今回の攻撃は、残された時間内に作業をできる限り速く、迅速に行うことが重要だということを示しており、我々はそうするつもりだ」と述べた。

 「ワシントン・ポスト」によると、カナダ、ベルギー、デンマーク、ポーランド、オランダなどのその他のアフガン派兵国はこの日、テロ情報のためカブール空港からの退避作戦を終了することを発表した。フランスも27日に避難作戦を中止する。

チェ・ヒョンジュン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/1009418.html韓国語原文入力:2021-08-27 13:51
訳D.K

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