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韓米日、4年ぶりに外交次官協議…「朝鮮半島非核化への協力が重要」

登録:2021-07-21 21:00 修正:2021-07-22 07:51
東京で開催…北朝鮮核・中国問題など議論 
23日ソウルで韓米外交次官戦略対話
韓国のチェ・ジョンゴン外交部1次官(左)と日本の森健良外務事務次官(中)、米国のウェンディ・シャーマン国務副長官が21日午前、東京の外務省飯倉公館で第8回韓米日外交次官級協議を行った=東京/EPA・聯合ニュース

 4年ぶりに東京で開かれた韓米日外交次官級協議で、3国は朝鮮半島非核化のために韓米日の協力が重要であることを再確認した。

 韓国のチェ・ジョンゴン外交部1次官と米国のウェンディ・シャーマン国務副長官、日本の森健良外務事務次官は21日、東京の外務省飯倉公館で「第8回韓米日外交次官級協議」を開き、北朝鮮核などの懸案について議論した。3国次官級協議は、ドナルド・トランプ政権時代の2017年10月以後中断され、同盟協力を重視するジョー・バイデン政権で再び復元された。

 協議後の共同記者会見で、シャーマン副長官は「朝鮮半島の完全な非核化において韓米日の協力は決定的に重要だ」と強調した。それと共に「北朝鮮がより良い未来を確保するには、非核化の議論に参加しなければならない」と話した。チェ次官も「朝鮮半島の非核化は長いゲーム」だとし「(韓米日が)朝鮮半島平和プロセスに対する問題意識と方向で一致した」と話した。彼は「バイデン政府が外交に重きを置いているだけに、北朝鮮の反応が大変重要だ」と付け加えた。

 朝日新聞はこの日の会議で「海洋進出を続ける中国についても、意見交換した」と伝えた。森次官は記者会見で「力を背景とする一方的な現状変更の試みについて連携して対応していきたい」と話した。韓国外交部は資料を出して「領域内の平和、安定、繁栄が3国共同の利益という共感の下に、領域内関与のための共助意志を再確認した」と言及した。韓米日外交次官級協議については「今後定期的に会って疎通を継続することにした」と明らかにした。チェ次官は23日、ソウルでシャーマン副長官と第9回韓米外交次官戦略対話を持つ。

キム・ソヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/1004478.html韓国語原文入力:2021-07-21 15:38
訳J.S

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