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日 ‘裸騒動’ チョナンカン(草彅剛) 同情論

原文入力:2009-04-28午後11:40:00
“逮捕までする必要あるか”
日本社会 硬直性 叱責

キム・トヒョン記者

←草彅剛(34)氏

“逮捕までする必要があったか。” “押収捜索までしたのは度が過ぎている。” 日本の国民グループである‘スマップ’のメンバーで韓国では‘チョナンカン’としてよく知られる草彅剛(34・写真)が去る23日、酒に酔って真裸になって騒動を起こした疑惑で警察に逮捕され釈放された事件に対して、警察と言論の動きを非難する声が高まっている。

<東京新聞>は事件発生以後、読者,市民の反応を取材した結果、‘クサナギ擁護論’一色だったと28日報道した。クサナギを逮捕した赤坂警察署には23~24日の2日間に300件余りの抗議電話が殺到したと分かった。放送会社にも「逮捕と家宅捜査はひどすぎた」 「クサナギが可哀そうだ」という声があふれた。

これらの中にはスターの行為を無条件に擁護するファンたちの同情論もあるが、小さい規則違反も容認しない日本社会の硬直性を叱責する声も相当数ある。

「あんな酔っ払いならいくらでもいる。申告したら必ず逮捕までしなければいけないのか。よく考えてみれば警察は恐ろしい組織だ。何より ‘最低の人間’ と非難した鳩山邦夫総務相はひどかった。自民党の中川昭一前財務省が主要7ヶ国(G7)会議で酒に酔っ払い記者会見をしたことは国益を損傷させたのではないのか。」金融機関に勤める37才のある女性は声を高めた。

58才のある自営業者も「逮捕までしたのは弱い者いじめだ。国家権力の行使というものがこういうものだなということで気分が悪い。 言論があの程度で騒然と報道しなければならないものなのか」と疑問を提起した。32才のある女性会社員も「痴漢であれば同情の余地がないが、まじめな人が酒に酔って調子に乗っただけではないか」として「家宅捜査も行き過ぎだ。鳩山総務相の発言こそ最悪だ。」と批判した。

言論の態度にも批判が提起されている。田島 泰彦上智大学教授(メディア論)は「一般市民は冷静だが言論は形式的な潔癖症の様相を見せている」と話した。

東京/キム・トヒョン特派員aip209@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/352210.html 訳J.S