原文入力:2012/08/28 10:57(829字)
松原 国家公安委員長
"閣僚会議で再検討を提案"
石原など右翼に同調
松原仁 日本国家公安委員長(拉致問題担当相兼任・写真)が旧日本軍慰安婦動員の強制性を認めたいわゆる‘河野洋平談話’(1993年)の再検討を閣僚会議で提案する意向を明らかにした。 橋下徹 大阪市長と石原慎太郎 東京都知事など右翼政治家らが河野談話に問題があると最近指摘したことに対して、民主党政府の現職閣僚が初めて同調する意向を明らかにした。
27日<時事通信>報道によれば、松原 国家公安委員長はこの日午前に開かれた参議院予算委員会で‘国民の生活が第一’党の外山斎 議員の質問に答えながら「政府が発見した資料には軍や官憲による強制連行を直接示す記述は見当たらなかったことも踏まえ、閣僚間で議論すべきだと提案することを考えたい」と話した。 これは橋下市長が去る21日「慰安婦が軍に暴行、脅迫を受けて連れてこられた証拠はない。あるなら韓国にも出してもらいたい」と話したことに事実上の同意を示したものと解釈される。 自民党で政治を始めた松原 国家公安委員長は2007年国会で対政府質問の大部分を慰安婦強制動員と南京大虐殺を否定することに使った前歴のある人物だ。
野田佳彦総理もこの日の会議で「(慰安婦を)いわゆる強制連行したという事実を文書で確認できないし、日本側の証言も確認できなかった」 と主張した。 ただし彼は「(河野談話は)いわゆる‘従軍慰安婦’に対する聴取調査などを含め談話ができた」とし「歴代日本政権はこの立場を踏襲してきたし、私たちの政権も基本的には踏襲する」と明らかにした。 東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/548900.html 訳J.S