原文入力:2012/02/07 20:40(1065字)
"最新武器輸出制限 解除を"
ウォルター シャープ前韓米連合司令官が5日(現地時間)米国軍事専門誌<ディフェンス ニュース>へ寄稿し"韓-米軍事自由貿易協定(FTA)" を結ぶべきだと主張した。
シャープは自身が首席顧問である軍事戦略諮問業者モニター ナショナル セキュリティのプログラム マネジャー ジョン フライアーとの共同寄稿で「バラク・オバマ大統領の国防青写真の中心にアジアがあり、まさにそこに最も強固な同盟の一つである韓国があるという事実に注目しなければならない」として、このように明らかにした。 二人は「韓国の国防予算は米国の他の多くの同盟国とは違って増加していて、その指導者は米国産装備で軍事力を強化することを希望しているのに、米国政府は最新鋭武器獲得を過度に難しくさせている」として「私たちとともに戦う同盟国に(米国産武器購買を)難しくしては良くない」と明らかにした。
シャープらは、したがって韓国に対する武器輸出制限をヨーロッパ同盟国水準に大幅に緩和しなければならないと提案した。それと共に数年前から両国間に輸出制限と価格問題で議論が頻発したが韓国に導入されていない無人偵察機グローバルホークの事例を挙げた。 韓国に対する最新鋭武器販売許容水準を英国・オーストラリア・北大西洋条約機構・日本水準にするべきで、ひいては韓-米自由貿易協定をモデルにした "韓-米軍事自由貿易協定" を結ばなければならないというのが彼らの結論だ。
二人は韓国が最新鋭武器をより自由に取得できるようにすることは軍事力を強化している中国と、核兵器を開発している北韓に対応する上でとても重要なことだと強調した。 同時に「米国の国防政策が変わらないならば韓国のような国々は他の所で武器を買うだろうが、そうなれば米国の雇用市場にも不利で(大量生産が難しくなり)米国国防部の武器獲得費用も上がる」として、経済的動機を主要根拠に挙げた。 また「軍事自由貿易協定」が韓国産武器との競争も誘発し、米国防衛産業の競争力も高めるだろうと展望した。
シャープは2008年6月から3年余り韓米連合司令官を務めた。
イ・ポニョン記者 ebon@hani.co.kr
原文: 訳J.S