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韓国新世界グループ「スタバの『タンクデー』、故意性を立証する根拠は見つからず」

登録:2026-05-27 06:23 修正:2026-05-27 10:28
「マーケティング関係者が携帯電話提出を拒否」 
「警察の捜査に協力…立証されれば民事・刑事責任問う」
新世界グループのチョン・ヨンジン会長が26日、ソウル江南区の朝鮮パレスホテルで、物議を醸したスターバックスの「タンクデー」イベントに対する謝罪文を発表している=リュ・ウジョン先任記者//ハンギョレ新聞社

 「5・18光州民主化運動」を貶めたとして物議を醸した韓国スターバックスの「タンク(戦車)デー」イベントに関して、真相調査に乗り出した新世界グループは「マーケティングの故意性を立証する根拠は見つからなかった」と公表した。ただし、関連社員らが携帯電話の提出を拒否したため、事案の事実関係を把握するには限界があったと説明した。今回のマーケティングを企画・実行する過程で、一部の担当者は関連のデザイン案を確認もせず、慣例的に業務を承認していたことが明らかになった。

 新世界グループのチョン・サンジン経営総括副社長は26日午前、ソウル江南区(カンナムグ)の朝鮮パレスで開かれた「スターバックス・タンクデー事態に関する国民向け謝罪記者会見」で、「これまでの調査の結果、社員や役員陣が故意にこのマーケティングを企画したという事実を立証できる明確な根拠は見つからなかった」と述べた。

■「デザイン案を確認もせず承認」…検証の不備認める

 チョン副社長は「調査過程で、(5・18を貶めたとして)物議を醸した直後、一部の社員たちが事態の深刻さを十分に認識せず、不適切な言動をした事実が確認された」としつつも、「これを事前の共謀や故意性を特定できる手掛かりと見なすのは難しいと判断した」と語った。ただし「このような結論は、マーケティングに関わった社員や役員らが携帯電話の提出を拒否するなど、会社レベルでの検証が法的・手続き上の制約要因として作用したためでもある」と説明した。

新世界グループのチョン・ヨンジン会長が物議を醸したスターバックスの「タンクデー」イベントについて謝罪した26日、ソウル江南区の朝鮮パレスホテルで新世界グループの役員らが真相調査の結果を発表している=リュ・ウジョン先任記者//ハンギョレ新聞社

 新世界グループは、今回の調査過程でマーケティング検証体制に深刻な欠陥があった事実も確認したと明らかにした。チョン副社長は「今回のマーケティングイベントの関係者7人のうち、一部は当マーケティングのデザイン案が添付されたメールのファイルさえ開かずに、慣例的に(関連内容を)承認していたことが確認された」と述べた。

 さらに「今回の事案の重大性を考慮し、今回のマーケティング関連の社員5人全員を職務から外し、代表・担当役員を解任したほか、今後行われる警察の捜査に積極的に協力することにした」と述べた。新世界グループは、警察の捜査で彼らが(5・18を貶めたという)故意性が立証されれば、関係者を直ちに懲戒し、民事・刑事上の責任を追及する方針だ。

 一方、新世界グループのチョン・ヨンジン会長はこの日、「今回の件で深い傷と失望を感じられた5・18遺族の皆様、パク・ジョンチョル烈士のご遺族の皆様、光州市民の皆様、そして国民の皆様に対し、新世界グループ会長として心からお詫び申し上げるとともに、頭を下げてお許しを請う」と謝罪した。また「調査発表が遅れたのは、徹底した真相究明のためだった」としたうえで、「スターバックス・コリアの不適切なマーケティングにより、多くの方が深い悲しみと怒りを感じられたという事実を非常に重く受け止めており、今回の件のすべての責任は私にある」と述べた。

イ・ジュビン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1260358.html韓国語原文入力:2026-05-26 20:27
訳H.J

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