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中東から米国へ…戦争の影響で韓国の原油輸入元が激変

登録:2026-05-25 09:05 修正:2026-05-25 10:15
ホルムズ海峡を通過するタンカー/ロイター・聯合ニュース

 米国・イスラエルとイランの戦争によって中東地域からの供給の不確実性が高まっていることで、韓国の原油輸入元の変化も鮮明になっている。先月の中東産原油の輸入量は1年前に比べて約40%近く減少した一方で、米国、オーストラリア、カナダなどの中東以外の地域からの原油輸入は増加。中東からの供給リスクを意識した輸入元調整の流れがいっそうはっきりしてきていると解釈される。

 24日に韓国貿易協会の貿易統計(K-stat)を確認すると、先月の韓国の原油輸入量は846万4000トンあまりで、前年同月の1096万5000トンと比べて22.8%減少。3月と比較すると、わずか1カ月で18.8%の減少となった。

 減少は中東の主要産油国で顕著になっている。サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)などから先月輸入された原油は435万8000トンで、昨年4月の中東の主要産油国からの輸入量715万3000トンと比べて39.1%減。原油輸入量全体に占める中東主要産油国の割合も、同期間に65.2%から51.5%へと低下した。

 米国、オーストラリア、カナダなどを中心とした中東以外の地域からの原油導入は増加した。特に韓国の石油精製会社にとって中東産の重質油と混ぜて使用しやすいとされる米国産原油の輸入量は、昨年4月の189万2000トンから先月は214万5000トンへと13.4%増加。原油輸入元1位のサウジアラビアとの差はわずか1058トン。オーストラリア産は23万1000トンから43万7000トンへと89%増、カナダ産は7万9000トンから24万3000トンへと205.5%の大幅増となった。コンゴ民主共和国、アルジェリア、ナイジェリアなどのアフリカの産油国からの輸入量も新たに確保されている。

 産業通商部は、輸入元の多様化などによって今月確保した原油量は7850万バレルで平常時の90%以上に達しており、6月と7月にもそれぞれ80%を上回る水準の原油を確保したと説明した。産業部産業資源安全保障室のヤン・ギウク室長は中東状況対応ブリーフィングで、「最近、超大型タンカーもホルムズ海峡を通過したため、(戦争)初期よりも原油供給がかなり安定している」としつつも、「まだ複数の変数があるため、8月の供給状況も綿密に検討していく」と述べた。

ユ・ハヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1260135.html韓国語原文入力:2026-05-24 13:51
訳D.K

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