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韓日関係悪化でマッコリ輸出が急減

登録:2015-03-10 22:51 修正:2015-03-11 10:57
マッコリ輸出量推移 //ハンギョレ新聞社

 酒の輸出で最も大きな比重を占めるマッコリの輸出が2011年に最高値を記録した後、2014年まで3年連続で急減した。 日本市場への輸出減少が原因だ。 清河(チョンハ)などの清酒は中国に、百歳酒などの薬酒は米国市場で増勢を示した。

 10日、韓国農水産食品流通公社によれば、韓国の酒の中で最大輸出品目であるマッコリは2014年にも輸出額が1535万2千ドルで最も比重が大きかったが、2013年の1886万2千ドルからは18.6%も減った。 マッコリ輸出額は2011年5273万5千ドルで史上最高値を記録した後、2012年3689万3千ドル、2013年1886万2千ドル、2014年1535万2千ドルなど急な減少傾向を記録している。

 マッコリ輸出額の急減原因は日本市場での萎縮だ。 日本への輸出額は914万ドルで全体の59.6%を占めたが、韓日関係の悪化と日本円価値の下落により2013年より32.8%も減った。 日本への酒輸出額はマッコリだけでなく清酒と薬酒も揃って減り、それぞれ昨年より93.1%、19.5%減った6千ドル、11万ドルを記録した。

 昨年、清酒の輸出額は2013年より8.2%増えた137万4千ドル、薬酒は5.1%減った113万6千ドルを記録した。 清酒の全輸出額のうち中国が67.3%(92万ドル)を占めており、香港を含む中国圏輸出の比重は75.9%に達した。 薬酒は昨年の全輸出額113万6千ドルのうち59.3%である67万ドル分が米国向けで、次いで中国の比重が11.8%、日本が10.0%を占めた。

世宗/キム・キュウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/681676.html 韓国語原文入力:2015/03/10 20:38
訳J.S(795字)

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