原文入力:2009-02-05午後11:52:01
キム・ヨナ ショート‘72.24点’ 1位…浅田6位
キム・ヤンヒ記者
←キム・ヨナが5日(韓国時刻)開かれた2009国際氷上競技連盟(ISU) 4大陸フィギュア選手権大会女子シングル ショートプログラムで自信あふれる表情ですばらしい演技を披露している。 バンクーバー/連合ニュース
キム・ヨナ(19・軍浦スリ高3)の顔にはすでに春がきていた。ニコニコ。毎冬悩まされた負傷の悪夢から抜け出したためだろうか。振りつけ曲は‘死の舞踏’だったが表情は普段より生命力があふれていた。ジャンプの高さや回転数,スピンとステップ動作の一つ一つがけちのつけようがなかった。
大会が開かれる前2~3月に合わせて調子を整え「体調が本当に良い」とす言っていたが虚ではなかったようだ。競技後、‘キス アンド クライ’ゾーンで点数発表を待っている間、彼女はいたずらっぽく両手を合わせた。ブライアン・オーサー コーチも真似した。その瞬間、最高点数を祈ったのだろうか。スコアボードにはフィギュアスケーティング女子シングルの歴代最高点数が点灯した。
‘フィギュア女王’キム・ヨナが2009年初めて参加した国際氷上競技連盟(ISU) 4大陸フィギュア選手権大会で事件を起こした。彼女は5日(以下韓国時刻)カナダ,バンクーバー,パシフィック コロシアムで開かれた女子シングル ショートプログラムで参加者36人中34番目に出場し72.24点(技術点数42.20点+プログラム構成点数30.04点)をもらった。去る2007年世界選手権で自身が出した歴代最高ショートプログラム記録(71.95点)を0.29点上回る新世界記録だ。フリースケーティング世界最高記録(133.70点・2007カップ オブ ロシア)もキム・ヨナが持っている。
←キム・ヨナ選手が5日カナダ,バンクーバーパシフィック コロシアムで開かれた2009国際氷上競技連盟(ISU) 4大陸フィギュア選手権大会女子シングル ショートプログラムで幻想の演技を披露している。 キム選手は72.24点を受け世界新記録で1位を占めた。浅田真央(日本)は57.86点で6位に終わった。 バンクーバー/聯合ニュース
キム・ヨナは最初のジャンプのトリプル フリップ-トリプル トーループ コンビネーション・ジャンプ(基本点9.5点)時、フリップ ジャンプでアテンション(注意)を受けたが0.4点加算点が加えられた。2番目ジャンプのトリプルループ時は加算点が1.4点だった。3回目ジャンプのダブルアクセルや5番目スピンとステップでもすべて無駄がなかった。自国選手らにだけ反応していたカナダ ファンたちもキム・ヨナの演技に起立拍手でうなずいていた。
キム・ヨンアは競技後「前の2シーズンではいつも2月頃に負傷で仕上がりが良くなかったので、今回はベストな体調を作ろうと努めた」として「来年の冬季オリンピックが開かれるバンクーバーで最高点を出せて気分が良い」と話した。オーサーコーチは「非常に自信があふれていたし表現力も優れていた。すべての面で最高の演技だった」として弟子をほめた。
キム・ヨナに先立ち演技をした同年齢のライバル浅田真央(日本)はジャンプ・スピンで失敗を連発し57.86点(技術点数29.10点+プログラム構成点数28.76点・6位)と低い点数を受けた。キム・ヨナとは何と14.38点も差がついた。
お茶の間ファンたちの熱烈な支持を受けたジョアンニ・ロセトゥ(66.90点)とシンシア・パニュプ(60.98点・以上カナダ)が各々2,3位に上がった。キム・ヨナとともに出場したキム・ナヨン(19・ヨンス女高3)は16位(43.94点),キム・ヒョンジョン(17・軍浦スリ高1)は17位(41.64点)を記録してショートプログラム24位までに与えられるフリースケーティング出場権を確保した。
キム・ヨナが歴代女子シングル選手中、空前絶後の夢の200点台を狙うフリースケーティングは7日(午前11時・SBS中継)開かれる。キム・ヤンヒ記者,連合whizzer4@hani.co.kr