原文入力:2010-05-28午後08:22:25(1262字)
映画‘飽和の中に’学徒兵役 クォン・サンウ
キム・ジンチョル記者
←クォン・サンウ氏
韓国戦争時の実話を扱い
"天安艦事件は悲しいこと"
米国、サンフランシスコ スタンフォード大のカバーリ オーディトリアムで27日(現地時間)韓国映画<飽和の中に>初上映会が開かれた。この大学のアジア太平洋研究所の招請で用意された特別な行事だ。映画評論家スコット パウンドス、韓国戦参戦米軍ジョン・スチーブンスなど400席をいっぱい埋めた観客たちは6・25惨禍の中で倒れた学徒兵71人の話を見て戦争の悲劇に共感した。
先立ってシェラトン パロアルトホテルで会い、映画の主人公クォン・サンウ(写真)氏は天安艦事態で韓半島の戦争の恐怖がよみがえる時点であるためか微妙な表情になった。
"本当に気をつけなければ。天安艦事件と私たちの映画を比較することは、とても敏感な部分でしょう。(天安艦事件は)とても悲しい事件で…。犠牲者の方々は誰かの子供であり、またかけがえのない弟(妹)であることもあって。あまりにも悲しいことでしょう。誰でもそうでしょう。この映画もやはりあまりにも悲しいものです。悲しくて美しく、美しくて悲しいです。"
天安艦で亡くなった将兵たちのように<飽和の中に>の学徒兵たちもやはり歴史の犠牲者だ。鉛筆の代わりに銃を執り、戦争に飛び込むほかはなかった彼ら。映画は1950年8月11日北韓766遊撃部隊が浦項を奇襲した当時、浦項女子中に残り激戦を行った学徒兵71人の話を扱った実話だ。
クォン氏は今回また‘制服’を着た。<火山高>(2001年),<マルジュク通り残酷史(マルチュク青春通り)>(2003年)等、彼をスター隊列にのせた作品で、彼はいつも学生だった。ただし以前の反抗児から戦争を体験し徹底的にい世の中を知ってしまった学徒兵ク・カプチョに変身した。‘34才でまた制服か’という視線が嫌じゃないだろうか?
"事実演技者として少しでもぎこちなかったり、状況に似合わないという気がすれば確かに失敗をすることになるでしょう。ところが今回の作品は他の人々はどうあれ私は自信があったし、人物が感じる、そして表面に見える色々な状況が十分に共感できたので、また制服を着ても良いと決心したのです。"
彼は誰よりも学生たちがこの映画をたくさん見てくれることを願った。 "俳優になる前に兵役を終えたが、私もやはり韓国戦争を直接経験しはしなかったためにそのみじめさを100%は理解できません。それでもっと多くの学生たちが映画を通じてでも戦争がどれほど悪いことかを知ってくれたらと思います。" サンフランシスコ(パロアルト)/キム・ジンチョル記者 nowhere@hani.co.kr 写真 ビダン提供
原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/movie/423077.html 訳J.S