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WBC、韓国代表監督が覚悟表明「我々のユニホームには勝利の経験が刻まれている」

登録:2023-03-04 10:40 修正:2023-03-04 13:03
2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表チームのイ・ガンチョル監督/聯合ニュース

 2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国代表チームを指揮するイ・ガンチョル監督が、悲壮な覚悟を明らかにした。

 イ・ガンチョル監督は3日午後、韓国野球委員会(KBO)を通じて発表した参戦の意志表明で、「代表という重み、国家代表という名誉と誇り、国家代表選手という栄光、国家代表監督という無限の責任を改めて実感する」とし「国家代表のユニホームが持つ重い使命意識は、私を含むすべての選手、コーチングスタッフを一致団結させた。このような一体感でこれまでの懸念を乗り越え、最高のチームになるだろう」と意気込んだ。2021年シーズンのKBOリーグ優勝(ktウィズ)の司令塔であるイ監督は、今回初めて代表チームの長を務め、選手たちを率いる。

3日午後、ソウル高尺スカイドームで2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表チームのイ・ガンチョル監督をはじめとする選手たちが団体写真を撮っている/聯合ニュース

 イ・ガンチョル監督は「我々のユニホームには勝利の経験が刻まれている。我々には五輪金メダル、WBC準優勝という誇らしい経験がある」とし、古代ローマ時代にユリウス・カエサルがゲルマン人との戦いを控えて兵士に語った言葉を引用した。当時、カエサルは「私たちの祖先はすでに彼らと戦って勝った経験がある。何が怖いのか」と言って兵士たちを督励し、結局ローマは勝利した。2008北京五輪金メダル、2009年WBC準優勝の経験を生かし、恐れることなく他のチームと対戦するという意味だ。

 2022カタールW杯での韓国サッカー代表チームの活躍にも言及した。イ監督は「韓国サッカー代表チームの闘志と善戦は、私たちにも力に与えてくれた。韓国サッカー代表チーム、そしてリオネル・メッシのアルゼンチン代表チームの情熱と勝負は、私たちに改めて太極マーク(韓国の国旗)の意味を思い出させる。忘れない」と強調した。

 イ・ガンチョル監督は最後に「グラウンドにすべてを注ぎ込む戦士になる」として意思表明をまとめた。2017年以来6年ぶりに開かれるWBCは、8日から始まる。韓国は日本、オーストラリア、中国、チェコと共にプールBに属し、日本の東京ドームで1ラウンドのグループリーグを行う。2013年、2017年と相次いで1ラウンドで敗退したため、まずは2ラウンド進出を目指している。

 韓国代表チームは4日、大阪に渡って公式強化試合を2回行った後、7日午後に東京入りする。グループリーグの初戦はオーストラリア戦(9日午後12時)だ。

キム・ヤンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/sports/baseball/1082092.html韓国語原文入力:2023-03-03 19:23
訳C.M

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