W杯初戦でドイツを破り「ドーハの奇跡」を起こしたサッカー日本代表チームの森保一監督が、「歴史的な勝利」と自評した。
23日(現地時間)、ドーハのハリーファ国際スタジアムで行われた2022カタール・ワールドカップE組第1戦のドイツ戦で2-1の逆転勝ちを収めた森保監督は、試合後に「日本サッカーは世界的なレベルに近づいていると感じた。昨日はサウジアラビアがアルゼンチンに勝ったが、アジアチームのレベルが上がっている」と勝利の意味を語った。
この日、日本は前半戦を0-1でリードされ厳しい試合展開だったが、ハーフタイムの前後で180度変わり、ドイツの心臓部を鋭く突いた。後半、精巧なタイミングでの3回の交代を通じて試合の流れを覆した森保監督は「試合前にもハーフタイムにも、一つのチームとして粘り強く最後まで戦っていけば勝つチャンスが来ると話し、選手たちはそれをやり遂げた」と述べた。
また森保監督は「今回の日本代表選手26人のうち7人がドイツのブンデスリーガ1部リーグ、1人が2部リーグ出身で、日本選手たちは世界トップクラスの舞台で熾烈に学んでいる」と付け加えた。ドイツリーグの選手をはじめ、日本代表チームの欧州派は19人。監督は「そのような意味でドイツは日本サッカーの発展に大きく貢献してくれた。これからもドイツに学びながら日本の長所を発揮し、世界の舞台で戦い続けたい」と語った。
「死の組」といわれるE組で犠牲になると予想されていた日本は、ベスト16行き列車の先頭に乗り、27日にコスタリカと第2戦を行う。