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韓国、外食は「ぜいたく」、今や自炊の材料費もばかにならない物価高

登録:2026-08-26 02:57 修正:2026-08-26 09:33
25日、ソウルの大規模スーパーを訪れた市民が肉販売コーナーでサムギョプサルなどを見ている/聯合ニュース

 この1年間を海外で過ごし、最近韓国に帰国したLさん(28)は先日、近所のキムパプ(海苔巻き)屋に行ったところ、キムパプの高さに驚いたという。材料が増えたわけでもなく、以前と入っているものが変わったわけでもないのに、キムパプ1本が4500ウォン(約500円)もしたのだ。Lさんは「昔の価格を思い出して引き返し、コンビニで1300ウォン(約150円)のおにぎりを買って食べた」と語った。Lさんは1年前にサムギョプサル(豚の三枚肉)を100グラム2000~3000ウォン台で買ったと記憶しているが、最近は4000ウォン台になっているため、物価高を実感すると語った。

 夏に人気の料理であるサムゲタン(若鶏を煮込んだ薬膳料理)や冷麺はもちろん、庶民のメニューの代表であるキムパプの価格上昇も続く中、家庭で焼いて食べるサムギョプサルの材料費すらも1年で12%上昇していた。物価高の影響で外食費はもちろん、家庭での食費も上昇していることで、庶民の負担が増している。

 25日に韓国消費者院の価格情報総合ポータル「チャム価格」の資料を確認すると、7月のソウルのキムパプ1本の価格は3869ウォンで、1年前(3623ウォン)から6.79%(246ウォン)上昇。調査対象の主な外食メニューの中で、1年間の上昇率が最も顕著だった。キムパプは調理に手間のかかる労働集約的なメニューで、人件費の上昇の影響を受けているうえ、猛暑でのりやほうれん草などの原材料価格が上がったことが複合的に影響した。

 キムパプだけでなく、夏に需要が集中する麺類や滋養食の価格も上昇していた。冷麺は1万2692ウォンで、1年前(1万2423ウォン)に比べて2.17%上昇。韓牛の外バラなどの出汁用食材や家賃・ガス代などの運営費負担が増していることで、ソウル市内の有名な平壌冷麺店「ウレオク」は、4月に価格を1万6000ウォンから1万8000ウォンに引き上げた。

 1月以降の6カ月間は価格が保たれていたサムゲタンも1万8192ウォンとなり、1年前(1万7923ウォン)に比べて1.50%上昇した。夏の滋養食需要や2026年北中米ワールドカップの開催時期の鶏肉消費の増加、飼料費や物流費の負担増などが価格に影響したとみられる。とりわけ主な材料である高麗人参の1株(12~14本)の平均価格は、今月21日現在で3万8750ウォン(約4460円)となっており、1年前(2万4800ウォン)に比べて56%上昇している。

 その他の主な外食品目の価格も、1年前に比べて一斉に上昇。カルグクス(麺)は3.57%(9692ウォン→1万38ウォン)上昇し、1万ウォン台となった。続いてジャジャン麺が2.05%(7500ウォン→7654ウォン)、ビビンバが2.00%(1万1538ウォン→1万1769ウォン)、キムチチゲ定食が0.90%(8577ウォン→8654ウォン)の上昇となっている。

 外食価格が上昇する中、家庭の食卓の物価もかなり上がった。チャム価格の「多消費食品価格分析」の報告書「テーマ価格動向」によると、今年上半期のサムギョプサル1人前(200グラム)にサンチュ(70グラム)、キムチ(50グラム)、ニンニク(15グラム)、サムジャン(15グラム)を含めた1食の材料の平均価格は1万191ウォンで、前年同期(9112ウォン)に比べて11.8%上昇していた。

 主材料のサムギョプサルは7866ウォンで13.6%の上昇。副材料はサムジャンが19.8%(145ウォン)、ニンニクが10.2%(281ウォン)、サンチュが6.3%(1314ウォン)、キムチが1.2%(585ウォン)上昇。その結果、4人家族が自宅で食べるサムギョプサルの材料費は4万ウォンを超える。一方、同期間のサムギョプサルの外食費の上昇率は2.7%だった。自宅でサムギョプサルを食べる費用と外食費の価格差が縮まっているわけだ。

イ・ジュビン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1274605.html韓国語原文入力:2026-08-25 18:40
訳D.K

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