現代自動車労働組合が10年ぶりに全面ストライキに突入する。現代自動車グループに納品する部品メーカーや現代自動車の系列会社も共同ストに踏み切る。自動車業界の共同ストは今回が初めて。
現代自動車の労使は18日、蔚山(ウルサン)工場で賃金引き上げ、賞与引き上げ(750%→800%)、定年延長、解雇者の復職などをめぐって16回目の交渉に臨んだが、意見の相違が埋まらなかった。この日の交渉は先月8日の15回目の交渉以来41日ぶり。金属労組現代車支部はこの日、「会社側は賃金および賞与に関する追加交渉案を提示しなかった。定年延長は法改正後、解雇者の復職も年末に議論すると主張した」とし、「次回の交渉は進展した案ができた際に行う」と語った。
現代自動車労組は、今月21日に8時間の全面ストを行うとともに、ソウル良才洞(ヤンジェドン)の現代自動車本社で闘争を展開する。19日~20日、24日~25日には4時間の部分ストを行う。
20日から21日にかけては、部品メーカーや現代自動車グループの系列会社などが共同でストを行う。現代自動車グループが内燃機関部品の海外生産を増やすとともに、国内の部品メーカーには最大20%のコスト削減などを要求しているため、部品メーカーの雇用不安が深刻化している、というのが理由だ。金属労組のパク・サンマン委員長は「現代自動車が2027年までの最大20%のコスト削減の実現を強要しているため、1~3次下請けの中小部品メーカーなどが危機に追い込まれている」とし、「完成車・部品メーカー、正規・非正規労働者が共に自動車業界で共同ストに立つ」と述べた。