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一度で半年老ける猛暑、90年代生まれは前の世代より2倍多くさらされる

登録:2026-08-11 06:04 修正:2026-08-11 07:22
ソウルの日中の気温が39度まで急上昇し、酷暑が続いた6日、ソウル麻浦区の弘大入口駅付近で、観光客の子どもがハンディファンで風を浴びている/聯合ニュース

 猛暑が人間の老化を促進するという新たな研究結果が発表された。特に、極めて強い猛暑はたった1回だけで生物学的年齢を6カ月(0.53年)増加させると分析された。今年の夏の韓国の猛暑も、こうした「極めて強い」ものに当たる。

 中国浙江大学の研究チームは最近、中国の「健康および高齢化追跡調査」に登録された45歳以上の2318人のデータを分析した研究結果を、「サイエンス」の姉妹誌「サイボーグ・アンド・バイオエンジニアリング・システムズ」に掲載した。研究チームは2011年と2015年の気象データと生体指標を比較分析したところ、この4年間で平均年齢58.7歳の被験者の58.8%が、生物学的加齢の加速現象を経験していた。4年の歳月が流れる間に、被験者の平均生物学的年齢は57.3歳から62.3歳へと、5歳増加した。

 研究チームは、特に猛暑の基準を厳格に適用するほど相関関係がさらに強まったと明らかにした。最も厳しい猛暑の基準を適用すると、猛暑が1回増加するごとに生物学的年齢は0.531歳(約6.4カ月)ずつ増加した。また、猛暑日が1日増えるごとに、老化数値は0.057歳ずつ加算された。研究チームが生物学的年齢の測定に使用した生体指標は、糖化ヘモグロビン、総コレステロール、中性脂肪、尿素窒素などの8種類。猛暑にさらされた程度は、基準時点以前の12カ月間の猛暑発生回数など、都市別の気象データから推定した。精緻な分析を行うため、猛暑を12段階に細分化した。

 研究チームが定義した「最も強い猛暑」とは、体感温度が当該地域の気象データの「上位2.5%以内に入る極めて高温の状態が4日以上連続して続く場合」であり、慶尚南道梁山(ヤンサン)で42.5度を記録するなど、連日40度に迫る酷暑が続いた今年の韓国の夏も、これに当たる可能性が高い。今回の猛暑により、多くの韓国人の生物学的年齢が数カ月分押し上げられた可能性がある。

 猛暑と老化の相関関係を分析した研究は数多く存在する。昨年3月、米南カリフォルニア大学の研究チームは、科学誌「サイエンス・アドバンシズ」に掲載された論文で、2010~2016年の全米における猛暑日数と各地域の高齢者の生物学的年齢の関係を分析し、暑い地域では涼しい地域に比べて老化の速度が最大2.5年速いことを明らかにした。昨年8月、香港大学の研究チームは「ネイチャー・クライメート・チェンジ」に掲載された論文で、2年間にわたり猛暑にさらされると、身体年齢が8〜12日増加する「加速老化」が生じると分析した。

 さらに、このような老化は新しい世代になるほど多く経験することになる。1990年代生まれは30歳までに平均420日の極端な高温を経験することになり、一つ前の世代よりも高温にさらされる日数が1.9倍以上増える。これに先立ち、2023年に英国の医学学術誌に掲載された論文や、同年米国がん学会の報告書にも関連内容が盛り込まれていた。若いほど、生涯を通じて極端な高温により多くさらされ、それによって前の世代よりも早く老化することになる。

 今回の研究を率いた浙江大学のスィ・ドゥンヨン研究員は、「気候変動に対する新たな戦略と、気温の変化に脆弱な人々の保護に特化した戦略が必要だ」と述べた。

クァク・ノピル先任記者、パク・ギヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/science/science_general/1272209.html韓国語原文入力:2026-08-10 20:11
訳H.J

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